Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Managerは,標準化団体DMTFが定義したCIMおよびWBEMをサポートしています。CIMとは,ネットワーク環境にあるシステムを管理するための手法です。また,WBEMとは,ネットワークに接続されたホストやストレージシステムをはじめとした各種機器を,インターネットを通じて管理するための標準規格です。
Device Managerが使用するCIMモデルは,SNIAが提唱するSMI-S仕様に準拠していて,SNIA-CTPに適合しています。CIM/WBEM機能を使用すると,ベンダー,OS,プロトコルなどの環境の違いを意識しない標準的な手法で,ストレージシステムの構成や状態を管理できます。
Device ManagerサーバのCIMモデルは,Device Managerが使用するMOFファイルに定義されています。
図8-1 Device ManagerのCIMコンポーネント
CIMの関連情報は,次のURLで入手できます。
SMI-Sの関連情報は,次のURLで入手できます。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.