Hitachi Command Suite システム構成ガイド
管理サーバがRed Hat Enterprise Linuxの場合のセットアップ手順は次のとおりです。各製品での手順の詳細については,JP1/IMおよびJP1/Baseのマニュアルを参照してください。
- 管理クライアントにJP1/IM - Viewをインストールしてください。
- 管理サーバにJP1/BaseとJP1/IM - Managerをインストールしてください。
- JP1/Baseの環境設定をしてください。
- syslogファイルに出力された情報のうち,どのログをJP1/IMの統合コンソールに通知するかをJP1/Baseの動作定義ファイル(jevlog.conf)に設定します。
動作定義ファイルは次の場所に格納してください。
/etc/opt/jp1base/conf/jevlog.conf動作定義ファイルの作成例を次に示します。
重要
- syslogファイルのデフォルトは,/var/log/messagesです。
- 動作定義ファイルの名称をjevlog.conf以外に変更することはできますが,その場合,jevlogstartコマンドでファイル名を指定する必要があります。詳細については,JP1/Baseのマニュアルを参照してください。
<Error>,<Warning>,<Information>の横の数字はJP1/IMに通知する際のイベントIDを指定します。指定できる範囲については,JP1/Baseのマニュアルを参照してください。
- Device Managerの場合
FILETYPE =SEQ2 ACTDEF =<Error>0 "KAID.*-E" ACTDEF =<Warning>0 "KAID.*-W" ACTDEF =<Information>0 "KAID.*-I"- Tiered Storage Managerの場合
FILETYPE =SEQ2 ACTDEF =<Error>0 ".*KATS.*-E" ACTDEF =<Warning>0 ".*KATS.*-W" ACTDEF =<Information>0 ".*KATS.*-I"- jevlogstartコマンドを実行して,ログファイルトラップを起動してください。
jevlogstartコマンドを実行したとき,標準出力に表示されたIDを控えておいてください。ログファイルトラップ機能を停止するために,そのIDを指定する必要があります。
- (例)
- # /opt/jp1base/bin/jevlogstart <syslogファイル>
重要
- ログファイルトラップを停止するには,jevlogstopコマンドを使用します。
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