Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Eメールの内容は,テンプレートファイル(mail-alert-detection.txt)で変更できます。テンプレートファイルを変更したあとは,Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動してください。
- Administrator 権限(Windowsの場合)またはroot(Linuxの場合)でのログイン
次の場所に格納されているテンプレートファイル(mail-alert-detection.txt)を,テキストエディターで編集します。
- Windowsの場合:
- <Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\DeviceManager\HiCommandServer\config
- Linuxの場合:
- <Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ>/HiCommandServer/config
デフォルトのmail-alert-detection.txtファイルを次に示します。
mail-alert-detection.txtファイルは,次に示す条件をすべて満たすようにしてください。条件を満たさない場合,デフォルトの設定内容でEメールが送信されます。
- ファイル名およびファイルの格納先は変更しないでください。
- 1行目にヘッダー,2行目に空行,3行目以降に本文および出力するパラメーターを指定してください。
- ヘッダーは「Subject:<メールの件名>」の形式で1つだけ指定してください。
- パラメーターは「${<パラメーター名>}」の形式で指定してください。
パラメーター名は大文字と小文字が区別されます。- UTF-8 エンコーディングで記述してください。
- ファイルサイズは64KB以内になるようにしてください。
- 各行の長さは改行文字を除いて1024バイト以内になるようにしてください。
重要
- mail-alert-detection.txtファイルを保存する際に,バイトオーダーマーク(BOM)を付与しないでください。
- mail-alert-detection.txtファイルにBOMが付与されていると,KAIC18797-Eのエラーメッセージが出力され,Eメールの送信に失敗します。
mail-alert-detection.txtファイルに指定できるパラメーターを次の表に示します。
表7-3 mail-alert-detection.txtファイルに指定できるパラメーター
パラメーター名 説明 messageID アラートID alertType アラートの種別 source アラートの発生元
ストレージシステムまたはNASモジュールの場合は,ストレージシステム名
ファイルサーバの場合は,クラスタ名またはノード名status アラートの重要度 component 問題が発生したコンポーネント
ストレージシステムまたはNASモジュールの場合は,アラートが発生したストレージシステムの部位
ファイルサーバの場合は,File Controllerdescription アラートの説明 recommendedAction アラートへの対処方法 additionalInfo 補足情報 occurrenceTime ストレージシステムの場合は,Device Managerサーバがアラート情報を取得した時刻
ファイルサーバまたはNASモジュールの場合は,アラートが発生した時刻
表示形式:yyyy/mm/dd hh:mm:ss
hhは24時間表示です。
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