Hitachi Command Suite システム構成ガイド
仮想化サーバの証明書をHost Data Collectorのトラストストアーにインポートするには,keytoolユーティリティを使用します。
- Administrator権限(Windowsの場合)またはroot(Linuxの場合)でのログイン
- サーバ証明書の入手と置き換え
認証局に申請して,仮想化サーバのサーバ証明書を入手してください。証明書発行要求(CSR)を作成する際は,サブジェクトの別名(Subject Alternative Names)に発行元の仮想化サーバのIPアドレスを指定してください。
Host Data Collectorで管理する仮想化サーバにVMware ESXiを含む場合,仮想化サーバのサーバ証明書を発行した認証局からルート認証局までの全認証局の証明書がチェインされた状態で,サーバ証明書が必要です。
入手したサーバ証明書は,仮想化サーバにインポートされている自己署名証明書と置き換えてください。詳細は,VMware社のマニュアルを参照してください。
- 次のコマンドを実行します。
- Windowsの場合:
- <Host Data Collectorのインストールフォルダ>\HDC\Base\uCPSB\jdk\jre\bin\keytool -import -alias <エイリアス名> -keystore <トラストストアーファイル名> -file <サーバ証明書>
- Linuxの場合:
- <Host Data Collectorのインストールディレクトリ>/HDC/Base/uCPSB/jdk/jre/bin/keytool -import -alias <エイリアス名> -keystore <トラストストアーファイル名> -file <サーバ証明書>
- alias:トラストストアー内で証明書を識別するための名称を指定します。
- keystore:インポート先のトラストストアーファイルとして,次のパスを指定します。
Windowsの場合:
<Host Data Collectorのインストールフォルダ>\HDC\Base\config\hdccacerts
Linuxの場合:
<Host Data Collectorのインストールディレクトリ>/HDC/Base/config/hdccacerts- file:サーバ証明書ファイルを絶対パスで指定します。
- トラストストアーパスワードを入力します。
デフォルトパスワードはchangeitです。
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