Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Manager CLIで使用するトラストストアーファイルの格納場所を環境変数HDVM_CLI_CERTS_PATHに設定します。
また,HiCommandCLI.propertiesファイルにHiCommandCLI.serverurlプロパティやsecureプロパティを設定しておくと,Device Manager CLIを実行する際に,URLやsecure(s)オプションの指定を省略できます。
- トラストストアーファイルの作成(認証局を使う場合)
認証局の証明書がインポートされたトラストストアーファイルを作成してください。 作成したトラストストアーファイルのファイル名をHiCommandCertsに変更して,Device Manager CLI の実行ファイル(HiCommandCLI.bat)が格納されたディレクトリに保存してください。- Device Managerサーバのトラストストアーファイルの入手(自己署名証明書を使う場合)
安全な方法で管理サーバから取得し,ファイル名を変えないで,Device Manager CLIの実行ファイル(HiCommandCLI.bat)が格納されたディレクトリに保存してください。- Device Manager CLIでのJava環境の設定
次の両方の条件を満たす環境では,Device ManagerサーバとDevice Manager CLI間の通信にSSL/TLSを使用するに当たり,Device Manager CLIで使用するJava環境を変更する必要があります。詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド」を参照してください。
- Device Managerサーバがインストールされた管理サーバからDevice Manager CLIを実行する。
- Hitachi Command Suiteに同梱されたJDKをDevice Manager CLIで使用している。
- 次の情報の確認
- 管理サーバのIPアドレスまたはホスト名
Device Managerサーバのサーバ証明書に設定されているCommon Nameを確認してください。- Device ManagerサーバのSSL通信用のポート番号(デフォルト:2443)
Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.https.portプロパティで確認できます。
- 環境変数HDVM_CLI_CERTS_PATHに,トラストストアーファイルの絶対パス(ファイル名を含む)を指定します。
- HiCommandCLI.propertiesファイルの設定を変更します。
HiCommandCLI.propertiesファイルは,Device Manager CLIの実行ファイル(HiCommandCLI.bat)が格納されたディレクトリに格納されています。
- HiCommandCLI.serverurlプロパティ
Device ManagerサーバのURLを次の形式で設定します。HiCommandCLI.serverurl=https://<管理サーバのIPアドレスまたはホスト名>:<Device ManagerサーバのSSL通信用のポート番号>/service- secureプロパティ
trueを設定します。雛型にはsecureプロパティが記載されていないため,次のとおり追記してください。##### OPTIONS #### secure=true
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