Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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5.1.17 ストレージシステムと管理クライアント(GUI)間のセキュリティ通信のための操作フロー

Device Manager GUI からStorage Navigator,Storage Navigator Modular 2,またはmaintenance utilityを使用してストレージシステムを操作する場合, ストレージシステムに格納されているデフォルトのサーバ証明書を使用したセキュリティ通信が利用できます。

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform またはHUS VMを操作する場合は,Device Manager GUIからStorage Navigatorまたはmaintenance utilityを起動するとWebブラウザーに 証明書の警告メッセージが表示されますが,無視してください。この警告メッセージが表示されても,ストレージシステムとDevice Manager GUI間の通信は暗号化されています。Storage Navigatorの起動時に表示される警告メッセージエラーを解消するには,次の操作フローに従ってストレージシステムのサーバ証明書を再作成してください。 サーバ証明書のCommon Nameには,ストレージシステムのホスト名を指定してください。このホスト名は,Device Manager GUIで登録する際に指定するストレージシステムのホスト名と一致している必要があります。VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合は,SVPのホスト名を指定してください。

maintenance utilityの場合,Device Manager GUIでVSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルのコントローラーをIPアドレスで登録するため,警告メッセージの表示を解消できません。

図5-18 ストレージシステムと管理クライアント(GUI)間のセキュリティ通信のための操作フロー

[図]

参考
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500, VSP Gx00モデル ,または VSP Fx00モデル を操作する場合,よりセキュリティを高めるために,Device Manager GUIからStorage Navigatorに送信する情報を簡略化することもできます。
Storage Navigatorに送信する情報を簡略化するには,Device Managerサーバのclient.propertiesファイルにあるclient.launch.em.secureプロパティにtrueを指定してください。

サーバ証明書の作成およびインポート方法については,ストレージシステムのマニュアルを参照してください。

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