Hitachi Command Suite システム構成ガイド
IPv4環境で運用していたDevice ManagerをIPv6環境で運用する場合は,user_httpsd.confファイルを編集します。
重要
- IPv6環境にDevice Managerを新規インストールした場合,インストーラーが自動的に設定を変更するため,この作業は不要です。
- ただし,インストール後にHitachi File Services Managerや32bit版Storage Navigator Modular 2と連携する場合は,次のファイルの設定で,IPv6での通信が有効になっていることを確認してください。
- Windowsの場合:
<Hitachi File Services Managerまたは32bit版Storage Navigator Modular 2のインストールフォルダ>\Base\httpsd\conf\httpsd.conf- Linuxの場合:
<Hitachi File Services Managerまたは32bit版Storage Navigator Modular 2のインストールディレクトリ>/Base/httpsd/conf/httpsd.conf
- Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
- user_httpsd.confファイルを開きます。
user_httpsd.confファイルの格納先を次に示します。
- Windowsの場合:
<Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\Base64\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf- Linuxの場合:
<Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ>/Base64/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf
重要
- user_httpsd.confファイルと同じ場所に格納されているhttpsd.confファイルは編集しないでください。
- ただし,Hitachi File Services Managerや32bit版Storage Navigator Modular 2と連携している場合は,次の場所に格納されているhttpsd.confファイルも編集してください。
- Windowsの場合:
- <Hitachi File Services Managerまたは32bit版Storage Navigator Modular 2のインストールフォルダ>\Base\httpsd\conf\httpsd.conf
- Linuxの場合:
- <Hitachi File Services Managerまたは32bit版Storage Navigator Modular 2のインストールディレクトリ>/Base/httpsd/conf/httpsd.conf
- user_httpsd.confファイルの編集と同じ手順で編集してください。ただし,ポート番号はHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(非SSL通信の場合は23015(デフォルト),SSL通信の場合は23016(デフォルト))を指定してください。
- 「#Listen [::]:<ポート番号>」の先頭にある番号記号(#)を削除して,IPv6での通信を有効にします。
注意
- 非SSL通信の場合,SSLDisableの下にあるListen行の番号記号(#)を削除する必要はありません。
- デフォルトでは,すべてのIPv6アドレスと通信できるように設定されています。
- ポート番号はIPv4のListen行と同じ番号を指定してください。
- IPv4のListen行を削除したり編集したりしないでください。誤って削除,編集した場合,IPv4での通信ができなくなります。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。
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