Hitachi Command Suite インストールガイド
アップグレードインストール前の状態に応じて,アップグレードインストール後,セキュリティ通信の設定が次のとおり変更されます。
- セキュリティ通信を使用していて,バージョン7.6.1以前からアップグレードインストールした場合
セキュリティ通信の設定が解除されます。このため,セキュリティ通信の再設定が必要です。- Device Managerサーバの証明書が存在しない状態でバージョン8.1.3以降にアップグレードインストールした場合
VSP GシリーズまたはVSP FシリーズとHitachi Command Suiteのユーザーアカウント認証の連携をする際の通信路を暗号化するため,Device Managerサーバのデフォルトの証明書がキーストアーに登録され, SSL/TLS通信の設定が有効になります。詳細は,新規インストール後のセキュリティ通信の設定についての説明を参照してください。
なお,SSL/TLS通信の設定が有効に設定されると,ポート番号の2443が使用されます。このため,Linuxの場合,ファイアウォールの例外登録が必要です。ファイアウォールの例外リストに2443が登録されているか確認してください。セキュリティ通信について,およびファイアウォールに例外登録をする手順についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド 」を参照してください。
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