Hitachi Command Suite インストールガイド

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2.5.9 Tuning Managerと連携するための環境設定

Tuning Managerと連携して,IOPSや応答時間などボリュームの性能情報を参照できるように環境設定している場合,レポート定義ファイルのインポートやプロパティファイルの更新が必要です。

この項の構成
(1) レポート定義ファイルをインポートする
(2) プロパティファイルを更新する

(1) レポート定義ファイルをインポートする

Tuning ManagerのPerformance Reporterを使用する場合, [分析] タブ用のレポート定義ファイルが最新(AnalyticsReportDefV840)でないときは,レポート定義ファイルをTuning ManagerのPerformance Reporterにインポートし直す必要があります。

前提条件

次の情報の確認

操作手順

  1. Performance Reporterの[レポート階層]画面から,以前のレポート定義を削除します。
  2. Performance Reporterの[レポート階層]画面から,最新のレポート定義ファイルをインポートします。
    最新の[分析]タブ用のレポート定義ファイル(AnalyticsReportDefV840)は,統合インストールメディア内の次の場所に格納されています。
    DVD ドライブ:\HTNM_SERVER\Definitions\Report_Definitions

(2) プロパティファイルを更新する

バージョン7.1.1からアップグレードインストールしたときは,Device Managerのconfig.xmlファイルの設定を見直す必要があります。

操作手順

  1. config.xmlファイルのlogFileSize パラメーターの値を8以上に変更します。

    Windows の場合
    Hitachi Command Suiteのインストール先\DeviceManager\HiCommandServer\vsa\conf\config.xml

    Linux の場合
    Hitachi Command Suiteのインストール先/HiCommandServer/vsa/conf/config.xml
  2. Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。

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