Hitachi Command Suite インストールガイド

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2.5.1 データベースをバックアップする

障害が発生した場合に備えて,インストール完了直後のデータベースをhcmds64backupsコマンドでバックアップしておきます。

注意
データベースのバックアップでは,Hitachi Command Suiteのサービスの停止を伴う操作を実行します。バックアップ中は,Hitachi Command Suiteにアクセスしないでください。

操作手順

  1. Administrator権限またはroot権限のユーザーで管理サーバにログインします。
  2. hcmds64backupsコマンドを実行してデータベースをバックアップします。

    Windowsの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストール先\Base64\bin\hcmds64backups /dir バックアップファイルの格納先フォルダ /auto

    Linuxの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストール先/Base64/bin/hcmds64backups -dir バックアップファイルの格納先ディレクトリ -auto

    dir
    データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを絶対パスで指定します。Linuxの場合は,パスには空白を含めないようにしてください。
    dirオプションに指定するディレクトリの下には,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認してください。

    auto
    Hitachi Command Suite製品のサービスを自動的に起動/停止します。

操作結果

dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリにdatabaseというディレクトリが作成され,データベースのバックアップファイルがbackup.hdbというファイル名で格納されます。

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