Hitachi Command Suite インストールガイド
VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルのSVPのソフトウェアとHitachi Command Suite製品を同一のサーバにインストールする場合,次に示す設定が必要です。
- Device ManagerのCIM/WBEM機能は使用できないため,次の操作を実施してCIM/WBEM機能を無効にしてください。CIM/WBEM機能を無効にしないと,ポート番号がSVPのソフトウェアと競合するおそれがあります。
- server.propertiesファイルのserver.cim.supportの値をfalseにする。
- SLPサービスを停止して,SLPサービスの[スタートアップの種類]を[手動]に変更する。
SLP サービスの制御については,マニュアル「Hitachi Command Suiteシステム構成ガイド」を参照してください。- 管理サーバとストレージシステム(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデル)間のセキュリティ通信のための操作フローに従って,SVPへのサーバ証明書のインポートまでの操作を実施してください。この操作を実施しないと,ストレージシステムの追加もしくは編集,またはmaintenance utilityもしくはStorage Navigatorのラウンチが失敗するおそれがあります。管理サーバとストレージシステム(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデル)間のセキュリティ通信のための操作フローについては,マニュアル「Hitachi Command Suiteシステム構成ガイド」を参照してください。
- VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルのSVPのソフトウェアとDevice Managerの両方がインストールされている管理サーバでストレージシステムを追加または編集する場合,次のIPアドレスを指定しないでください。次のどちらかのIPアドレスを指定した場合,該当するストレージシステムのmaintenance utilityまたはStorage Navigatorのラウンチが失敗します。
- ローカルループバックアドレス(127.0.0.1または127.0.0.1に変換されるlocalhostなどのホスト名)
- 管理サーバとストレージシステム間のLANに接続されていないLANポートのIPアドレス
- Device Managerをインストールした管理サーバのホスト名が,管理サーバとストレージシステム間のLANに接続されているLANポートのIPアドレスに名前解決されるようにしてください。IPアドレスの名前解決ができない場合,ストレージシステムの追加が失敗します。
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