Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
ReplicationControllerPairインスタンスが出力されるコマンド
表5-45 ReplicationControllerPairインスタンスの属性
属性 説明 objectID※1 ReplicationControllerPairのオブジェクトID masterArrayType MCUモデル masterControllerID MCUのCU番号 masterEndDevNum MCU内対象LUの最大デバイス番号 masterSerialNumber MCUのシリアル番号 masterStartDevNum MCU内対象LUの最小デバイス番号 remoteArrayFamily※2 RCUを含むストレージシステムのファミリー
RCU を含むストレージシステムがVSP Gx00 モデルおよびVSP Fx00の場合,HM800と出力されます。remoteArrayType RCUモデル remoteControllerID RCUのCU番号 remoteEndDevNum RCU内対象LUの最大デバイス番号 remoteSerialNumber RCUのシリアル番号 remoteSSID RCUのSSID
存在しない場合,0が表示されます。remoteStartDevNum RCU内対象LUの最小デバイス番号 remotePathGroupID※2 RCUのパスグループID
MCUを含むストレージシステムがVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,Hitachi NSC,またはHUS VMの場合,次の値が出力されます。そのほかのストレージシステムの場合,0が出力されます。
- CUフリー(独立)のとき:0~255(RCUのパスグループID)
- CU単位のRCUのとき:0
pairType ReplicationControllerPairのタイプ
- -1:不明
- 0:CUフリー(独立)
- 1:CU単位のRCU
displayMasterEndDevNum MCU内対象LUの最大デバイス番号の表示名
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合:
- 「ww:xx:yy」の形式で出力されます。wwは論理DKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- Hitachi USPの場合:
- 「xx:yy」の形式で出力されます。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- HUS100またはHitachi AMS2000/AMS/WMSの場合:
- LDEV番号が10進数で出力されます。
displayMasterStartDevNum MCU内対象LUの最小デバイス番号の表示名
出力形式は,displayMasterEndDevNumと同様です。displayRemoteEndDevNum RCU内対象LUの最大デバイス番号の表示名
出力形式は,displayMasterEndDevNumと同様です。displayRemoteStartDevNum RCU内対象LUの最小デバイス番号の表示名
出力形式は,displayMasterEndDevNumと同様です。pairPortType※2 ポートタイプ
MCUを含むストレージシステムがVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,HUS100,またはHitachi AMS2000の場合に出力されます。このとき,パスグループ内でポートタイプが混在している場合は「Mixed」が出力されます。
そのほかのストレージシステムの場合,この項目は出力されません。bandwidth※2 リモートパスの帯域
- MCUを含むストレージシステムがHitachi AMS2000の場合,次の値が出力されます。
- 2~100000:パスの帯域(単位:0.1Mbps)
そのほかのストレージシステムの場合,-1が出力されます。
- MCUを含むストレージシステムがHUS100の場合,次の値が出力されます。
- 2~9999:パスの帯域(単位:0.1Mbps)
- 10000:1000Mbps以上のパスの帯域
numOfMinConnection※2 MCUとRCUとの間のパスの最少本数 そのほかのストレージシステムの場合,-1が出力されます。
- MCUを含むストレージシステムがVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,Hitachi NSC,またはHUS VMの場合,次の値が出力されます。
- 1~8:MCUとRCUとの間のパスの最少本数
nickname※2 リモートパス名
ストレージシステムが次のどれかの場合に出力されます。そのほかの場合は,無効な情報です。
- HUS100
- ファームウェアのバージョンがx862/A-x以降のHitachi AMS2100/2300/2500
- ファームウェアのバージョンがx890/A-x以降のHitachi AMS2010
- 注※1
- GetReplicationControllerPairコマンドのパラメーターmasterserialnum,mastercontrollerid,remoteserialnum,およびremotessidだけを指定して,コマンドを実行した場合,このobjectIDの値は無効な情報です。
- 注※2
- GetReplicationControllerPairコマンドのパラメーターmasterserialnum,mastercontrollerid,remoteserialnum,およびremotessidだけを指定して,コマンドを実行した場合,属性remoteArrayFamily,remotePathGroupID,pairPortType,bandwidth,numOfMinConnection,およびnicknameは出力されません。
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