Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
DeleteArrayGroupコマンドは,ストレージシステムからパリティグループを削除します。パリティグループが削除されると,そのパリティグループのLUも削除されます。
重要
- このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,HUS VM,およびHitachi SMSでは使用できません。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合,DPプール(Hitachi AMS2000の場合はHDPプール)で構成されたパリティグループは削除できません。
- HUS150の場合,暗号化されたパリティグループを削除すると,削除対象のパリティグループを構成するすべてのドライブ(PDEV)の暗号化が解除されます。
表4-24 DeleteArrayGroupコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 パリティグループのストレージシステムのシリアル番号 model 必須 パリティグループのストレージシステムのモデル chassis 任意 パリティグループのシャーシ番号
このパラメーターを指定する場合,groupnumも必ず指定します。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。groupnum 任意 削除するパリティグループの番号
このパラメーターを指定する場合,chassisも必ず指定します。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。arraygroupname 任意 削除するパリティグループの表示名
このパラメーターを指定する場合,chassisとgroupnumは指定しません。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- chassisおよびgroupnum
- GetStorageArray (subtarget=ArrayGroup)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときにはパラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはArrayGroupを指定してください。実行結果では,chassis値とnumber値がStorageArrayに表示されます。これらのchassis値とnumber値をそれぞれパラメーターchassisとパラメーターgroupnumとして指定してください。
- arraygroupname
- GetStorageArray (subtarget=ArrayGroup)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameがAn instance of ArrayGroupの下に表示されます。この値をarraygroupnameとして指定してください。
HiCommandCLI DeleteArrayGroup -o "D:\logs\DeleteArrayGroup.log" "serialnum=87010257" "model=D800H" "chassis=0" "groupnum=2"RESPONSE: (Command completed; empty list returned)
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