Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
AddPoolコマンドは,対象となるストレージシステムにDPプールを作成します。
- 重要
- このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,HUS VM,HUS100,およびHitachi AMS2000でだけ使用できます。
- バージョン6.2でサポートしたパラメーターthresholdvolforewarnをoverprovisioningwarningに,thresholdvoloverwarnをoverprovisioninglimitに変更しました。また,コマンド実行結果として出力されるPoolインスタンスの属性thresholdVolForewarnをoverProvisioningWarningに,thresholdVolOverwarnをoverProvisioningLimitに変更しました。バージョン6.3以降で使用するスクリプトの設定を見直してください。
- 容量が8GB以上であること
- LUSEボリュームでないこと
- ShadowImage,TrueCopy,Universal Replicator,Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはglobal-active deviceのペアボリュームでないこと
- Volume Migrationの予約ボリュームでないこと
- プールボリュームまたはジャーナルボリュームでないこと
- 状態がNormalまたはNormal(Quick Format)であること
- Copy-on-Write SnapshotもしくはThin Imageの仮想ボリューム,またはDPボリュームでないこと
- システムドライブでないこと
- GuardモードがRead/Writeであること
- エミュレーションタイプがOPEN-Vであること
- コマンドデバイスでないこと
- Cache Residency Managerが設定されていないこと
- パスを持たないこと
- 仮想リソースグループに属していないこと
- 複数指定する場合は,キャッシュモードが同じであること(VSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-02-4X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500の場合は除く)
- 容量削減機能(dedupe and compression)が有効なボリュームでないこと
- 重複排除用システムデータボリュームでないこと
以下は,マイクロコードのバージョンが70-02-00-XX/XXより前のVirtual Storage Platformだけに該当する条件です。
- 複数指定してDPプールを構成するときは,内部ボリュームと外部ボリュームを混在させないこと
- 複数指定してDPプールを構成するときは,RAIDレベルが同じであること
- 内部ボリュームを複数指定してDPプールを構成するときは,ドライブ種別や毎分回転数が異なる論理ユニットが3種類以下であること※
ただし,マイクロコードのバージョンが70-01-40-XX/XXより前の場合は,ドライブ種別や毎分回転数の異なる論理ユニットでDPプールを構成できません。- 複数指定してHDTプールを構成するときは,外部ボリュームでないこと
以下は,VSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-02-4X-XX/XXより前),VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降),Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-02-00-XX/XX以降),またはHUS VMだけに該当する条件です。
- 外部ボリュームでHDTプールを構成するときは,外部ボリュームのキャッシュモードがONであること
- 内部ボリュームと外部ボリュームを混在させてDPプールを構成するときは,外部ボリュームのキャッシュモードがONであること
ただし,Virtual Storage Platformの場合,マイクロコードのバージョンが70-02-00-XX/XXより前でDPプールを作成したとき,マイクロプログラムを70-02-00-XX/XX以降にバージョンアップしても,内部ボリュームと外部ボリュームを混在させることはできません。以下は,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-02-00-XX/XX以降,70-04-00-XX/XXより前)またはHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-03-01-XX/XXより前)だけに該当する条件です。
- 複数指定してDPプールを構成するときは,ドライブ種別や毎分回転数が異なる論理ユニットが3種類以下であること※
ただし,ドライブ種別と毎分回転数が同じ論理ユニットは,RAIDレベルが同じである必要があります。- Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-03-30-XX/XXより前)の場合で,複数指定してDPプールを構成するときは,RAID1とほかのRAIDレベルを混在させないこと
- 注※
- 指定できるドライブ種別は,SSD,SAS,SATAです。SASドライブの場合だけ,毎分回転数で区別します。
- 外部ボリュームは,実ボリュームのドライブ種別や毎分回転数に関係なく,1種類となります。
以下は,Universal Storage Platform V/VMだけに該当する条件です。
- 複数指定する場合は,内部ボリュームと外部ボリュームを混在させないこと
- 内部ボリュームを複数指定する場合は,ドライブ種別が同じであること
外部ボリュームの場合,ドライブ種別が異なる論理ユニットでHDPプールを構成することはお勧めできません。- 複数指定する場合は,ドライブの毎分回転数が同じであること
- 複数指定する場合は,CLPR番号が同じであること
- 重要
- 次に示す条件については,各ストレージシステムのDynamic Provisioning機能の仕様に従います。
- 1つのDPプールに指定できるプールボリュームの数
- プール数の合計(DPプール,Copy-on-Write Snapshotのプール,およびThin Imageのプール)の最大値
- VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合に,プールボリュームとして使用できる論理ユニットのRAIDレベル
HUS100およびHitachi AMS2000の場合にHDPプールボリュームとして使用できるPDEVの条件
- ドライブの種別,フォームファクタ,およびカタログ上のドライブサイズが同じであること
- ドライブの状態が,「unallocated」であること
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,およびHUS VMの書式
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=DPプールのしきい値1] [threshold2=DPプールのしきい値2] [threshold2mode={0|1}] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] devnums=論理ユニットのデバイス番号 [tiercontrol={enable|disable}] [automigration={enable|disable}] [migrationinterval={0|1|2|4|8|24}] [monitorstarttime=性能モニタリング開始時刻] [monitorendtime=性能モニタリング終了時刻] [monitoringmode={0|1}] [bufspacesfornewpageassignment=新規割り当て用空き領域率] [bufspacesfortierrelocation=ハードウェア階層再配置用バッファー領域率] [name=DPプールのラベル]※1 [reflectoption={true|false}]※2 [relocationspeed={1|2|3|4|5}]※3 [protectdpvolonfullpool={0|1}]※4 [protectdpvolonblockedpoolvol={0|1}]※4 [realtimerelocation={enable|disable}]※3
- 注※1
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルの場合は必ず指定します。
- 注※2
- Virtual Storage PlatformおよびHUS VMの場合にだけ指定できます。
- 注※3
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルの場合にだけ指定できます。
- 注※4
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,およびVSP F1500の場合にだけ指定できます。
Universal Storage Platform V/VMの書式
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=HDPプールのしきい値1] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] devnums=論理ユニットのデバイス番号 [name=HDPプールのラベル]ドライブの種別,フォームファクタ,ドライブサイズ,および個数を条件とし,PDEVを自動で選択する場合:
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=HDPプールのしきい値1] [threshold2=HDPプールのしきい値2] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] [volalertnotice={0|1}] [overprovisioninglimitenforcement={disable|enable}] [raidlevel={RAID1|RAID1+0|RAID5|RAID6}] [automode=true] disktype=PDEVのドライブ種別 formfactor={0|1|2} diskmodelsize=PDEVのカタログ上のドライブサイズ numberofpdevs=PDEVの個数 [thresholdRepDepAlert=レプリケーション枯渇警告しきい値] [thresholdRepDataReleased=レプリケーションデータ解放しきい値] [encrypt={true|false}]※ [name=HDPプールのラベル]PDEVのIDを指定し,PDEVを選択する場合:
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=HDPプールのしきい値1] [threshold2=HDPプールのしきい値2] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] [volalertnotice={0|1}] [overprovisioninglimitenforcement={disable|enable}] [raidlevel={RAID1|RAID1+0|RAID5|RAID6}] automode=false pdevnums=PDEVのIDのリスト [thresholdRepDepAlert=レプリケーション枯渇警告しきい値] [thresholdRepDataReleased=レプリケーションデータ解放しきい値] [encrypt={true|false}]※ [name=HDPプールのラベル]
- 注※
- HUS150の場合にだけ指定できます。
ドライブの種別,フォームファクタ,ドライブサイズ,および個数を条件とし,PDEVを自動で選択する場合:
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=HDPプールのしきい値1] [threshold2=HDPプールのしきい値2] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] [volalertnotice={0|1}] [raidlevel={RAID1|RAID1+0|RAID5|RAID6}] [automode=true] disktype=PDEVのドライブ種別 formfactor={0|1} diskmodelsize=PDEVのカタログ上のドライブサイズ numberofpdevs=PDEVの個数 [name=HDPプールのラベル]PDEVのIDを指定し,PDEVを選択する場合:
HiCommandCLI [URL] AddPool [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 [poolid=プールID] [threshold=HDPプールのしきい値1] [threshold2=HDPプールのしきい値2] [overprovisioningwarning=仮想化超過警告しきい値] [overprovisioninglimit=仮想化超過限界しきい値] [volalertnotice={0|1}] [raidlevel={RAID1|RAID1+0|RAID5|RAID6}] automode=false pdevnums=PDEVのIDのリスト [name=HDPプールのラベル]
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号 model 必須 ストレージシステムのモデル poolid 任意 プールID
作成するDPプールのプールIDを指定します。
指定できる値は0~127までの整数です。
省略した場合は,自動で設定されます。
Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはDynamic Provisioningですでに使用しているプールIDは指定しないでください。threshold 任意 DPプールのしきい値1(%)
DPプールのしきい値1は,DPプールの使用率です。threshold2で指定した値より小さい値を指定する必要があります。
- マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XXより前のVirtual Storage Platformの場合:
- 5以上95以下の5の倍数の整数を指定します。
- 省略した場合は,70が設定されます。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XX以降),およびHUS VMの場合:
- 1以上100以下の整数を指定します。
- 省略した場合は,70が設定されます。
- Universal Storage Platform V/VMの場合:
- 5以上95以下の5の倍数の整数を指定します。
- 省略した場合は,70が設定されます。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合:
- thresholdとthreshold2にしきい値を指定することで,警告を2段階で通知できます。
- thresholdには,HDPプールの容量不足を初期段階で通知するためのしきい値を,1以上99以下の整数で指定します。
- 省略した場合は,40が設定されます。
threshold2 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM
HUS100
Hitachi AMS2000)DPプールのしきい値2(%)
DPプールのしきい値2は,DPプールの使用率です。
- マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XXより前のVirtual Storage Platformの場合:
- threshold2で値を指定できません。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XX以降),およびHUS VMの場合:
- このパラメーターを指定する場合,threshold2modeが1である必要があります。
- 1以上100以下の整数を指定します。
- thresholdで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,80が設定されます。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合:
- threshold2には,HDPプールの容量不足を警告するためのしきい値を,1以上99以下の整数で指定します。
- thresholdで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,50が設定されます。
threshold2mode 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)threshold2で指定した値をDPプールに設定するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。省略した場合,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XX以降),およびHUS VMのときは1が,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XXより前)のときは0が設定されます。
- 0:ストレージシステムで決められた値を設定する
- 1:threshold2で指定した値を設定する
1は,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-01-4X-XX/XX以降),およびHUS VMの場合だけ指定できます。overprovisioningwarning※1 任意 仮想化超過警告しきい値(%)
仮想化超過率※2に関するしきい値です。
事前警告を通知するためのしきい値を指定します。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP G100,G200,G400,G600,G800,VSP F400,F600,F800,VSP E990,Virtual Storage Platform,およびHUS VMの場合:
- 0以上65534以下の整数で指定します。overprovisioninglimitで指定した値より小さい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,-1が設定されます。
- -1はしきい値を設定しないことを示します。
- VSP G130,G150,G350,G370,G700,G900およびVSP F350,F370,F700,F900の場合:
- このパラメーターの指定は無視されます。
- Universal Storage Platform V/VMの場合:
- 10以上1000以下の整数で指定します。overprovisioninglimitで指定した値より小さい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,-1が設定されます。
- -1はしきい値を設定しないことを示します。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合:
- 50以上1000以下の整数で指定します。overprovisioninglimitで指定した値より小さい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,100が設定されます。
overprovisioninglimit※1 任意 仮想化超過限界しきい値(%)
仮想化超過率※2に関するしきい値です。
超過限界を通知するためのしきい値を指定します。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP G100,G200,G400,G600,G800,VSP F400,F600,F800,VSP E990,Virtual Storage Platform,およびHUS VMの場合:
- 0以上65534以下の整数で指定します。overprovisioningwarningで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,-1が設定されます。
- -1はしきい値を設定しないことを示します。
- このしきい値を設定した場合,仮想化超過率※2がこのしきい値を超えるとDPボリュームの作成はできません。
- VSP G130,G150,G350,G370,G700,G900およびVSP F350,F370,F700,F900の場合:
- このパラメーターの指定は無視されます。
- Universal Storage Platform V/VMの場合:
- 10以上1000以下の整数で指定します。overprovisioningwarningで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,-1が設定されます。
- -1はしきい値を設定しないことを示します。
- このしきい値を設定した場合,仮想化超過率※2がこのしきい値を超えるとHDPボリュームの作成またはHDPプールとHDPボリュームの関連づけはできません。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合:
- 50以上1000以下の整数で指定します。overprovisioningwarningで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
- 省略した場合は,130が設定されます。
volalertnotice 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)仮想化超過率※2に関するしきい値(overprovisioningwarningおよびoverprovisioninglimit)を超えた場合の通知を有効にするかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,0が設定されます。
- 0:無効
- 1:有効
overprovisioninglimitenforcement 任意
(HUS100)仮想化超過限界しきい値を超えたときにボリューム操作を実行するかどうかを指定します。このパラメーターを指定するために必要なファームウェアのバージョンはx935/A以降です。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,disableが設定されます。
- enable:ボリューム操作を実行できる
- disable:ボリューム操作を実行できない
devnums 必須
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
HUS VM)論理ユニットのデバイス番号
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
複数指定する場合は,コンマで区切ります。raidlevel 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)HDPプールのRAIDレベル
指定できる値は,RAID1,RAID1+0,RAID5,またはRAID6です。省略した場合は,RAID6が設定されます。automode※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)HDPプールを構成するPDEVの選択方法を指定します。
指定できる値を次に示します。大文字と小文字は区別されません。省略した場合は,trueが設定されます。
- true:ドライブの種別,フォームファクタ,ドライブサイズ,および個数を条件とし,PDEVを自動的に選択する
- false:PDEVのIDを指定し,PDEVを選択する
disktype※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)PDEVのドライブ種別
指定できる値を次に示します。
- 1:SATA
- 4:SAS
- 5:SSD
- 7:SAS(SED)
- 8:FMD
formfactor※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)PDEVのフォームファクタ
指定できる値を次に示します。
- 0:3.5インチ
- 1:2.5インチ
- 2:フラッシュモジュール
diskmodelsize※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)PDEVのカタログ上のドライブサイズ
指定できる値は,100GB,146GB,200GB,300GB,400GB,450GB,500GB,600GB,750GB,800GB,900GB,1TB,1.2TB,1.6TB,2TB,3TB,または4TBです。numberofpdevs※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)PDEVの個数
raidlevelに指定するRAIDレベルに応じて,次に示す値を指定します。
- RAID1:2
- RAID1+0:4以上16以下の2の倍数
- RAID5:3以上16以下の整数
- RAID6:4以上30以下の整数
pdevnums※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)PDEVのIDのリスト
コンマで区切って指定します。tiercontrol 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)HDTプールを作成するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,enableが設定されます。
- enable:HDTプールを作成する
- disable:HDPプールを作成する
automigration 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)性能モニタリングとハードウェア階層再配置を自動実行するかどうかを指定します。
このパラメーターを指定する場合,「tiercontrol=enable」を同時に指定する必要があります。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,enableが設定されます。
- enable:自動実行する
- disable:自動実行しない
migrationinterval 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)性能モニタリングとハードウェア階層再配置の実行周期
このパラメーターを指定する場合,「automigration=enable」を同時に指定する必要があります。
指定できる値を次に示します。0は,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョン70-02-XX-XX/XX以降),およびHUS VMの場合だけ指定できます。
- 0:30分
- 1:1時間
- 2:2時間
- 4:4時間
- 8:8時間
- 24:24時間
省略した場合,monitoringmodeが0(Periodic)のときは24,1(Continuous)のときは1が設定されます。monitorstarttime※4 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)性能モニタリングの開始時刻
このパラメーターを指定する場合,「migrationinterval=24」を同時に指定する必要があります。
「00:00」~「23:59」の時刻を「HH:MM」形式で指定します。
省略した場合は,00:00が設定されます。monitorendtime※4 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)性能モニタリングの終了時刻
このパラメーターを指定する場合,「migrationinterval=24」を同時に指定する必要があります。
「00:00」~「23:59」の時刻を「HH:MM」形式で指定します。
省略した場合は,23:59が設定されます。monitoringmode 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)性能モニタリングモード
このパラメーターを指定する場合,「tiercontrol=enable」を同時に指定する必要があります。
指定できる値は,次に示す条件によって異なります。
- Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-02-XX-XX/XXより前)の場合:
- 0:Periodic(周期)
- 省略した場合は,0が設定されます。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-02-XX-XX/XX以降),およびHUS VMの場合:
- 0:Periodic(周期)
- 1:Continuous(継続)
- 省略した場合は,1が設定されます。
thresholdRepDepAlert 任意
(HUS100)レプリケーション枯渇警告しきい値(%)
HDPプールの物理容量不足を契機にコピーペアの状態を変更するしきい値です。
HDPプールの使用率を1以上93以下の整数で指定します。thresholdRepDataReleasedで指定した値より小さい値を指定する必要があります。また,thresholdRepDataReleasedで指定した値との差が6以上である必要があります。省略した場合は,40が設定されます。
- 例:
- thresholdRepDataReleasedが50の場合,thresholdRepDepAlertには44以下の値を指定します。
thresholdRepDataReleased 任意
(HUS100)レプリケーションデータ解放しきい値(%)
HDPプールの物理容量不足を契機にコピーペアの状態を変更し,レプリケーションの差分データと管理領域を解放するしきい値です。
HDPプールの使用率を7以上99以下の整数で指定します。thresholdRepDepAlertで指定した値より大きい値を指定する必要があります。また,thresholdRepDepAlertで指定した値との差が6以上である必要があります。
省略した場合は,95が設定されます。bufspacesfornewpageassignment 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)新規割り当て用空き領域率(%)
新規のページ割り当てに備えた領域の割合を,HDTプールの各ハードウェア階層に対して指定します。
指定できる値は0以上50以下の整数です。パラメーターを省略した場合は,ドライブ種別がSSD,FMD,およびFMCのときは0が,それ以外のときは8が,それぞれの階層に設定されます。このパラメーターは,デフォルト値での運用をお勧めします。
3階層のHDTプールを例に,指定方法を示します。このパラメーターは,次の条件をすべて満たす場合に指定できます。
- すべての階層の値を指定する場合:
- 「0,4,6」のように,階層1から順にコンマで区切り,すべての階層の値を指定します。
- 一部の階層の値だけを指定する場合:
- 階層1から順にコンマで区切り,対象の階層の値だけを指定します。指定する値よりも前にあるコンマは省略できません。値を省略した階層は,ドライブ種別がSSD,FMD,およびFMCの場合は0,それ以外の場合は8が設定されます。
- 例えば,階層2の値だけを指定する場合は,「,4」のように指定して,階層1および階層3の値は省略します。
- HDTプールを作成する場合
- Virtual Storage Platformの場合,マイクロコードのバージョンが70-02-50-XX/XX以降のとき
bufspacesfortierrelocation 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
HUS VM)ハードウェア階層再配置用バッファー領域率(%)
データの再配置時にストレージシステムが使用する作業領域の割合を,HDTプールの各ハードウェア階層に対して指定します。
指定できる値は2以上40以下の整数です。パラメーターを省略した場合は,すべての階層に2が設定されます。このパラメーターは,デフォルト値での運用をお勧めします。
3階層のHDTプールを例に,指定方法を示します。このパラメーターは,次の条件をすべて満たす場合に指定できます。
- すべての階層の値を指定する場合:
- 「4,6,8」のように,階層1から順にコンマで区切り,すべての階層の値を指定します。
- 一部の階層の値だけを指定する場合:
- 階層1から順にコンマで区切り,対象の階層の値だけを指定します。指定する値よりも前にあるコンマは省略できません。値を省略した階層は,2が設定されます。
- 例えば,階層2の値だけを指定する場合は,「,6」のように指定して,階層1および階層3の値は省略します。
- HDTプールを作成する場合
- Virtual Storage Platformの場合,マイクロコードのバージョンが70-02-50-XX/XX以降のとき
encrypt 任意
(HUS150)暗号化されたHDPプールを作成するかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。大文字と小文字は区別されません。省略した場合は,falseが設定されます。
- true:暗号化されたHDPプールを作成する
- false:暗号化されていないHDPプールを作成する
このパラメーターにtrueを指定した場合,パラメーターpdevnumsで指定したドライブ(PDEV)は,暗号化されていなくてもかまいません。暗号化されていないPDEVは暗号化されて,HDPプールが作成されます。パラメーターautomodeにtrueを指定してPDEVを自動的に選択する場合も,必要に応じて暗号化されていないPDEVが暗号化されてHDPプールが作成されます。
このパラメーターにfalseを指定した場合,パラメーターpdevnumsには,暗号化されていないPDEVだけを指定してください。name 任意 DPプールのラベル
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( )
+ - . = @ [ ] ^ _ ` { } ~ スペース
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
指定できる文字数は次のとおりです。DPプールのラベルが重複する場合はエラーとなります。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデル:1~32バイト
- Virtual Storage PlatformおよびHUS VM:
ラベルをストレージシステムに反映する場合:1~32バイト
ラベルをストレージシステムに反映しない場合:0~64バイト- そのほかのストレージシステム:0~64バイト
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルの場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreflectoptionにtrueを指定する場合,このパラメーターは必ず指定してください。
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルの場合,ラベル情報はストレージシステムに反映されます。Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合,ラベル情報をストレージシステムに反映するかどうかをパラメーターreflectoptionで選択できます。それ以外のストレージシステムの場合,ラベル情報はストレージシステムには反映されません。reflectoption 任意
(Virtual Storage Platform
HUS VM)DPプールのラベル情報をストレージシステムに反映するかどうかを指定します。
指定できる値は次のとおりです。大文字と小文字は区別されません。省略した場合,falseが指定されたと見なされます。
- true:ラベル情報をストレージシステムに反映する
- false:ラベル情報をストレージシステムに反映しない
relocationspeed 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00 モデル)ハードウェア階層再配置の実行速度を指定します。
このパラメーターを指定する場合,「tiercontrol=enable」を同時に指定する必要があります。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,3が設定されます。
- 1:最も遅い
- 2:遅い
- 3:標準
- 4:速い
- 5:最も速い
protectdpvolonfullpool 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500)DPプールの枯渇によってDPボリュームへのI/Oが失敗した場合に,DPボリュームを保護するかどうか(Protect属性にするかどうか)を指定します。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,ストレージシステムで設定した値が反映されます。
- 0:DPボリュームを保護しない
- 1:DPボリュームを保護する
VSP G1000の場合,マイクロコードのバージョンが80-02-01-XX/XX以降のときだけ,このパラメーターを指定できます。protectdpvolonblockedpoolvol 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500)DPプールボリュームの閉塞によってDPボリュームへのI/Oが失敗した場合に,DPボリュームを保護するかどうか(Protect属性にするかどうか)を指定します。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,ストレージシステムで設定した値が反映されます。
- 0:DPボリュームを保護しない
- 1:DPボリュームを保護する
VSP G1000の場合,マイクロコードのバージョンが80-02-01-XX/XX以降のときだけ,このパラメーターを指定できます。realtimerelocation 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00 モデル)直近のI/O負荷に応じてデータを再配置するかどうかを指定します(active flash)。
指定できる値を次に示します。省略した場合は,disableが設定されます。
- enable:active flashを有効にする
- disable:active flashを無効にする
このパラメーターは,次の条件をすべて満たす場合に指定できます。
- HDTプールを作成する
- HDTプールボリュームに,ドライブ種別がSSD,FMD,またはFMCのボリュームが含まれる
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-03-0X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-01-2X-XX/XX以降),またはVSP Fx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-04-02-XX/XX以降)である
- 注※1
- overprovisioningwarningとoverprovisioninglimitにしきい値を指定することで,仮想化超過率に関する通知を2段階で設定できます。Universal Storage Platform V/VMの場合,これらのしきい値はDevice Managerサーバで管理する固有のしきい値です。
- また,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,およびHUS VMの場合,しきい値overprovisioningwarningはDevice Managerサーバで管理する固有のしきい値です。
- 注※2
- 仮想化超過率は,DPプールの容量に対するDPボリュームの容量の総和の割合(%)です。例えば,HDPプールの容量が500GB,HDPボリュームの容量の総和が400GBの場合,80%となります。
- 注※3
- パラメーターautomodeの指定によって,そのほかに指定しなければならないパラメーターが異なります。
- パラメーターautomodeにtrueを指定した場合,またはパラメーターautomodeを省略した場合:パラメーターdisktype,formfactor,diskmodelsize,およびnumberofpdevsを同時に指定してください。パラメーターpdevnumsは同時に指定しないでください。
- パラメーターautomodeにfalseを指定した場合:パラメーターpdevnumsを同時に指定してください。パラメーターdisktype,formfactor,diskmodelsize,およびnumberofpdevsは同時に指定しないでください。
- 注※4
- monitorstarttimeとmonitorendtimeの間隔が1時間以上必要です。monitorstarttimeとmonitorendtimeに同じ時刻は指定できません。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- devnums
- GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit, lusubinfo=LDEV)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにLogicalUnit,lusubinfoパラメーターにLDEVを指定してください。実行結果では,LogicalUnitのdevNum値がAn instance of LogicalUnitの下に表示されます。DPプールを構成するプールボリュームとして使用できる条件を満たす論理ユニットのdevNum値をパラメーターdevnumsとして指定してください。
- disktype,formfactor,およびdiskmodelsize
- GetStorageArray (subtarget=PDEV)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPDEVを指定してください。実行結果では,An instance of PDEVの下に表示されるrole値がunallocatedのPDEVを選択し,そのdiskType値,formFactor値,およびdiskModelSize値を,それぞれパラメーターdisktype,formfactor,およびdiskmodelsizeとして指定してください。
- pdevnums
- GetStorageArray (subtarget=PDEV)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPDEVを指定してください。実行結果では,An instance of PDEVの下に表示されるpdevid値をパラメーターpdevnumsとして指定してください。ただし,pdevid値にコンマが含まれている場合,コンマを取り除いた値を指定してください。
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:53039,モデル:VSP)にプールIDが5(poolid:5)のHDTプールを作成しています。また,同時にHDTプールの使用率のしきい値を75%(threshold:75)に設定しています。
HiCommandCLI AddPool -o "D:\logs\AddPool.log" model=VSP serialnum=53039 poolid=5 threshold=75 devnums=00:07:CERESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 Pool elements: An instance of Pool objectID=JOURNALPOOL.R700.53039.5.5 name= poolFunction=5 poolID=5 encrypted=-1 controllerID=-1 poolType=32 status=0 threshold=75 threshold2=80 threshold2Mode=0 capacityInKB=6,150,144 freeCapacityInKB=6,150,144 usageRate=0 numberOfPoolVols=1 numberOfVVols=0 capacityOfVVolsInKB=0 clprNumber=0 raidLevel=- combination= volAlertNotice=-1 overProvisioningPercent=-1 overProvisioningWarning=-1 overProvisioningLimit=-1 rpm=-1 diskType=-1 tierControl=enable autoMigration=enable migrationInterval=24 monitorStartTime=00:00 monitorEndTime=23:59 monitoringMode=0 externalMixCompatible=disable monitorSideState=-1 monitoringState=-1 lastMonitorStartDate=-1 lastMonitorEndDate=-1 relocationState=-1 relocationProgress=-1 relocationSpeed=-1 numberOfTiers=1 thresholdRepDepAlert=-1 thresholdRepDataReleased=-1 userUsedCapacityInKB=-1 repDataCapacityInKB=-1 repManageCapacityInKB=-1 numberOfDpVols=-1 capacityOfDpVolsInKB=-1 protectDpVolOnFullPool=-1 protectDpVolOnBlockedPoolVol=-1 numberOfSnapshotPairs=-1 reservedCapacityInKB=-1 List of 1 Lu elements: An instance of LogicalUnit objectID=LU.R700.53039 devNum=1,998 displayName=00:07:CE emulation=OPEN-V devCount=1 devType= capacityInKB=10,485,760 numberOfLBAs=20,971,520 path=false commandDevice=false commandDeviceEx=0 commandDeviceSecurity=false commandDeviceAuth=false deviceGroupDefinition=false chassis=2 arrayGroup=16 arrayGroupName=2-2 raidType=RAID5(3D+1P) currentPortController=-1 defaultPortController=-1 isComposite=0 trueCopyVolumeType=Simplex shadowImageVolumeType=Simplex quickShadowVolumeType=Simplex universalReplicatorVolumeType=Simplex globalActiveDeviceVolumeType=Simplex sysVolFlag=0 externalVolume=0 differentialManagement=false quickShadowPoolID=-1 universalReplicatorPoolID=-1 dpType=1 consumedCapacityInKB=10,485,760 dpPoolID=5 threshold=-1 tcaPoolID=-1 dpPoolVolControlFlag=2 managementAreaPoolID=-1 List of 1 PoolTier elements: An instance of PoolTier objectID=JOURNALPOOLTIER.R700.53039.5.1.0 tierID=0 capacityInKB=6,150,144 freeCapacityInKB=6,150,144 usageRate=0 raidLevel=RAID5 combination=3D+1P rpm=15,000 diskType=4 substance=0 bufSpaceForNewPageAssignment=8 bufSpaceForTierRelocation=2この例では,ストレージシステム(シリアル番号:53039,モデル:VSP)にプールIDが5(poolid:5),ラベルがMyPool(name:MyPool)のHDPプールを作成しています。また,HDPプールのラベル情報をストレージシステムに反映しています。
HiCommandCLI AddPool -o "D:\logs\AddPool.log" model=VSP serialnum=53039 poolid=5 devnums=00:07:CE tiercontrol=disable name=MyPool reflectoption=trueRESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 Pool elements: An instance of Pool objectID=JOURNALPOOL.R700.53039.5.5 name=MyPool poolFunction=5 poolID=5 encrypted=-1 controllerID=-1 poolType=32 status=0 threshold=70 threshold2=80 threshold2Mode=1 capacityInKB=6,150,144 freeCapacityInKB=6,150,144 usageRate=0 numberOfPoolVols=1 numberOfVVols=0 capacityOfVVolsInKB=0 clprNumber=0 raidLevel=RAID5 combination=3D+1P volAlertNotice=-1 overProvisioningPercent=0 overProvisioningWarning=-1 overProvisioningLimit=-1 rpm=10,000 diskType=4 tierControl=disable autoMigration=disable migrationInterval=24 monitorStartTime=00:00 monitorEndTime=23:59 monitoringMode=0 externalMixCompatible=enable monitorSideState=-1 monitoringState=-1 lastMonitorStartDate=-1 lastMonitorEndDate=-1 relocationState=-1 relocationProgress=-1 relocationSpeed=-1 numberOfTiers=-1 thresholdRepDepAlert=-1 thresholdRepDataReleased=-1 userUsedCapacityInKB=-1 repDataCapacityInKB=-1 repManageCapacityInKB=-1 numberOfDpVols=-1 capacityOfDpVolsInKB=-1 protectDpVolOnFullPool=-1 protectDpVolOnBlockedPoolVol=-1 numberOfSnapshotPairs=-1 reservedCapacityInKB=-1 List of 1 Lu elements: An instance of LogicalUnit . . (Attributes of LogicalUnit are omitted here) .
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