Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
プロパティファイル(HiCommandCLI.properties)またはパスワードファイルにパスワードを記載する場合,パスワードをコード化するとセキュリティを強化できます。
プロパティファイルまたはパスワードファイルにパスワードを指定しておくと,Device Manager CLIを実行するときにパスワードの入力を省略できます。プロパティファイルまたはパスワードファイルには,平文でパスワードを指定することもできますが,セキュリティを高めるため,hdvmaccountコマンドでパスワードをコード化することをお勧めします。
パスワードをコード化する際の強度には,NORMALとHIGHがあります。NORMALでは128ビットの鍵長でコード化され,HIGHでは256ビットの鍵長でコード化されます。
コード化時の強度をHIGHに設定したい場合は,使用するJREのバージョンに応じたJava Cryptography Extension(JCE)の無制限強度の管轄ポリシーファイル(Java Cryptography Extension (JCE) Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files)をダウンロードし,インストールする必要があります。管轄ポリシーファイルは,Oracle社(管理クライアントがWindows,Solaris,HP-UXまたはLinuxの場合)またはIBM社(管理クライアントがAIXの場合)のWebサイトからダウンロードしてください。インストール方法は,管轄ポリシーファイルに付属するドキュメントを参照してください。
- この節の構成
- 2.7.1 パスワードをコード化する
- 2.7.2 hdvmaccountコマンドの書式
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.