Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
すでに処理が始まっている,データマイグレーションまたは階層プロファイルのタスクの実行を中止します。データマイグレーションのタスクの場合は,処理中のデータの移動が完了した時点で中止されます。階層プロファイルのタスクの場合は,ストレージシステムごとの処理が完了した時点で中止されます。中止したタスクは再実行できます。
タスク中止ダイアログで[タスクを即時中止する。]チェックボックスを選択した場合,またはストレージシステムの更新時に実施した階層プロファイルの不整合を検索するタスクの場合は,中止を要求した時点で即時にタスクが中止されます。即時中止は緊急時だけに実行することをお勧めします。例えば,データマイグレーションのタスクを即時中止すると,移動先ボリュームに移動途中のデータが残るためデータを消去する必要が生じます。
- 対象のタスクがデータマイグレーションまたは階層プロファイルのタスクであること
- 対象のタスクの状態が実行中であること
実行中のHCSタスクを中止するには
- [タスク & アラート]タブで[タスク]を選択します。
- 中止するタスクを選択して[タスク中止]ボタンをクリックします。
HCSタスクの一覧で,タスクが中止されたことを確認できるようになります。タスク名のリンクをクリックすると,タスクがどこまで実行されて中止したのかを確認できます。
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