Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
移行元ストレージシステムのボリュームやコピーペア構成の移行がすべて完了したら,マイグレーションプロジェクトを削除します。
重要
- マイグレーションで使用した仮想ストレージマシンに,移行先ストレージシステム以外のストレージシステムがある場合,マイグレーションプロジェクトを削除しないでください。同じ構成でのマイグレーションプロジェクトの再作成ができなくなります。マイグレーションプロジェクトを削除する前に必ず移行が必要な構成が残っていないことを確認してください。
また,必要に応じて次の操作も実施します。
- 移行元ボリュームのデータシュレッディング,削除
- 移行元ストレージシステムのHitachi Command Suiteからの削除
- 移行元ストレージシステムの廃棄
コピーペア構成を移行した場合は,次の操作も実施します。
- コピーペアの削除
- 移行元コマンドデバイスの割り当て解除および削除
- 移行元副ボリュームの割り当て解除,データシュレッディング,および削除
- 移行先DPボリュームのゼロページ破棄(データマイグレーション中に実行しなかった場合)
- 性能情報の設定
キャッシュ容量,MPブレードの性能,ホストのI/Oパス,HDTボリュームの階層プロファイルなどがあります。- 移行されなかった情報の再設定
保存した検索条件,論理グループのボリュームの情報などがあります。- コピーペア構成および構成定義ファイルの再構築(マイグレーションプロジェクトで移行しなかったコピーペア構成がある場合)
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