Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


9.4.8 移行元ボリュームを仮想化して割り当てる

移行元ボリュームを,移行先ストレージシステムの内部ボリュームとして仮想化します。さらに,仮想化したボリュームを,移行元ボリュームと同じホストへ割り当てます。

移行元ボリュームを仮想化して割り当てるには

  1. モビリティ]タブから[マイグレーションプロジェクト]を選択します。
  2. ツリーを展開して,対象のマイグレーションジョブを選択します。
  3. データ移行フロー]タブを選択し,[Step1 移行元ボリュームの仮想化/割り当て]の[実行]ボタンをクリックします。
  4. 1. ボリューム仮想化]で,移行先ストレージシステムの,移行元ボリュームの仮想化のために必要な項目(外部パリティグループの開始番号,CLPR)を設定します。外部パス情報もここで確認できます。
  5. 必要な項目を設定し,[次へ]ボタンをクリックします。
  6. 2. ボリューム割り当て]で,移行元ボリュームが割り当てられているホストのLUNパスと,対応する移行先ストレージシステムでのLUNパスを比較します。
    ボリュームとホストグループの2つの視点で確認できます。[ボリューム]タブで,ボリュームごとにどのホストに割り当てられているかを比較できます。[ホストグループ]タブで,ホストグループの設定を比較できます。必要に応じて,移行先ストレージシステムに作成するホストグループ名と,ホストグループの作成先のリソースグループを編集してください。
  7. LUNパスの設定を確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
  8. 指定した条件に合致するプランが表示されます。
  9. プランを確認し,問題がなければ実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。
重要
次の場合には実行できません。
  • 対象のホストがすでに移行先ストレージシステムのホストグループに登録されている場合,移行先ストレージシステムのホストグループのWWNに,移行元ストレージシステムの対象のホストグループのWWNにないものが含まれている
  • 対象のホストのWWNが登録されているホストグループのホストモードまたはホストモードオプションが,それぞれ異なっている

[目次] [前へ] [次へ]


[マニュアル発行元]

All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.