Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
NAS Platformのファイルシステム上に作成したファイル共有の設定を変更します。連携するNAS Platformのバージョンによって,ファイル共有の設定を変更する操作方法が異なります。
- 対象のクラスタ名(クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルサーバ名(非クラスタ構成の場合)
- 対象のファイル共有の名称,および,ファイル共有が属するEVSの名称
重要
- NAS Platform v12.5.4025.00以降かつv12.7.4221.05未満の場合,CIFS共有編集画面ではファイル共有をルートディレクトリに設定できません。その場合は,SMU/NAS ManagerまたはNAS PlatformのCLIで設定してください。
- Device Managerへのファイルサーバの登録,およびAdmin Services EVSの設定(ファイルサーバの場合)(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
- System Management Unit(SMU)/NAS ManagerのCIFS設定画面でのCIFSサーバの登録,および認証サーバ(Active Directory等)の情報の設定(CIFS共有にアクセス権限を設定する場合)
ファイル共有の設定を変更するには(NAS Platform)
- [リソース]タブで[ファイルサーバ]または[ストレージシステム](NASモジュールの場合)を選択します。
- ツリーを展開して,対象のファイル共有が属するEVSを選択します。
ファイルサーバがNAS Platform v12.2以降,またはNASモジュールの場合は,手順3~6を,ファイルサーバがNAS Platform v12.2未満の場合は,手順7~8を実施します。- [共有一覧]タブで対象のファイル共有の行を選択し,[共有編集] ボタンをクリックします。
- 必要な項目を設定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ファイル共有の設定変更のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
- [共有一覧]タブで対象のファイル共有の行を選択し,[共有管理] ボタンをクリックします。
- 表示されるSMU/NAS Managerのダイアログで,ファイル共有の設定変更の操作を実施します。
SMU/NAS Managerのダイアログでの操作手順や項目の説明については,SMU/NAS Managerのオンラインヘルプを参照してください。設定を変更したファイル共有は,対象のファイル共有の属するEVSを選択して表示される[共有一覧]タブで確認できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.