Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

5.11.18 ファイルシステムをアンマウントする（NAS Platform）

保守業務やファイル共有の削除などの際に，NAS Platformのファイルシステムを手動でアンマウントし，利用者がファイル共有にアクセスできないようにします。連携するNAS Platformのバージョンによって，アンマウントの操作方法が異なります。

事前に確認しておく情報

• 対象のクラスタ名（クラスタ構成の場合）
• 対象のファイルサーバ名（非クラスタ構成の場合）
• 対象のファイルシステムの名称

事前に完了しておく操作

• Device Managerへのファイルサーバの登録，およびAdmin Services EVSの設定（ファイルサーバの場合）（参考：3.4.3 ファイルサーバを登録する）

ファイルシステムをアンマウントするには（NAS Platform）

1. ［リソース］タブで［ファイルサーバ］または［ストレージシステム］（NASモジュールの場合）を選択します。
2. ツリーを展開して，対象のクラスタまたはファイルサーバを選択します。
   ファイルサーバがNAS Platform v12.2以降，またはNASモジュールの場合は，手順3～5を，ファイルサーバがNAS Platform v12.2未満の場合は，手順6～7を実施します。
   
3. ［ファイルシステム一覧］タブで対象のファイルシステムの行を選択し，［ファイルシステムアンマウント］ ボタンをクリックします。
4. プランを確認し，問題がなければ実行します。
   実行したプランがタスクとして登録されます。
   
5. ［タスク & アラート］タブで，タスクの実行結果を確認します。
6. ［ファイルシステム一覧］タブで対象のファイルシステムの行を選択し，［ファイルシステム管理］ ボタンをクリックします。
7. 表示されるSMU/NAS Managerのダイアログで，ファイルシステムアンマウントの操作を実施します。
   SMU/NAS Managerのダイアログでの操作手順や項目の説明については，SMU/NAS Managerのオンラインヘルプを参照してください。
   

Device Managerで対象のクラスタまたはファイルサーバを選択して表示される［ファイルシステム一覧］タブで，ファイルシステムがアンマウントされたことを確認できます。

参考

タスクは，スケジュールを設定して，あとで実行することもできます。

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