Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ファイルシステムの容量が枯渇した場合や,ファイルサーバまたはNASモジュールの利用者からファイルシステムの容量を追加する要求があった場合などに,作成済みのファイルシステムを拡張します。連携するNAS Platformのバージョンによって,拡張の操作方法が異なります。
- 対象のクラスタ名(クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルサーバ名(非クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルシステムの名称
- ファイルシステムを拡張する容量
- Device Managerへのファイルサーバの登録,およびAdmin Services EVSの設定(ファイルサーバの場合)(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
ファイルシステムを拡張するには(NAS Platform)
- [リソース]タブで[ファイルサーバ]または[ストレージシステム](NASモジュールの場合)を選択します。
- ツリーを展開して,対象のクラスタまたはファイルサーバを選択します。
ファイルサーバがNAS Platform v12.2以降,またはNASモジュールの場合は,手順3~6を,ファイルサーバがNAS Platform v12.2未満の場合は,手順7~8を実施します。- [ファイルシステム一覧]タブで対象のファイルシステムの行を選択し,[ファイルシステム拡張] ボタンをクリックします。
- 必要な項目を設定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ファイルシステム拡張のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
- [ファイルシステム一覧]タブで対象のファイルシステムの行を選択し,[ファイルシステム管理] ボタンをクリックします。
- 表示されるSMU/NAS Managerのダイアログで,ファイルシステム拡張の操作を実施します。
SMU/NAS Managerのダイアログでの操作手順や項目の説明については,SMU/NAS Managerのオンラインヘルプを参照してください。拡張されたファイルシステムは,対象のクラスタまたはファイルサーバを選択して表示される[ファイルシステム一覧]タブで確認できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
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