Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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5.10.5 故障したHBAの交換時にLUNパスを編集する

ホスト(またはファイルサーバ)のHBAが故障した場合に,物理的にHBAを交換したあとでLUNパスを編集します。交換前のHBAに設定されているLUNパスの設定を引き継いで,交換後のHBAにLUNパスを設定します。

複数のHBAを交換する場合や複数のストレージシステムにわたってLUNパスが設定されている場合でも,まとめて編集できます。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

故障したHBAの交換時にLUNパスを編集するには

  1. リソース]タブで[ホスト]を選択します。
  2. ツリーを展開して,対象のOSを選択します。
  3. ホスト一覧で対象のホストを選択して[HBA交換]ボタンをクリックします。
  4. 交換後のHBAのWWNと交換前のHBAのWWNを選択または入力して[追加]ボタンをクリックします。
  5. 交換後のHBAと交換前のHBAのWWNペアを確認して,[プラン確認]ボタンをクリックします。
    関連するボリュームのLUNパス設定を変更するためのプランが表示されます。
  6. プランを確認し,問題がなければ実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。
  7. タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。

ホスト一覧で,交換前のHBAのWWNが削除されて交換後のHBAのWWNが追加されていることを確認できます。

参考
  • ホスト更新時にすでにWWNが交換後の情報に更新されている場合など,交換前のWWNが一覧に表示されないことがあります。その場合は,WWNを手動で入力してください。
  • WWNニックネームを編集したい場合は,WWNペアの一覧で[WWNニックネーム編集]ボタンをクリックします。

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