Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

5.7.5 HDTボリュームのデータ再配置を有効または無効にする

HDT プールのデータが効果的に再配置されるよう，運用状況に合わせて，各HDTボリュームのデータを再配置の対象にしたり，対象から除外したりします。

この操作には，Tiered Storage Managerのライセンスの登録が必要です。

HDTボリュームのデータ再配置を有効または無効にするには

［モビリティ］タブのツリービューから［論理グループ］を選択します。

ツリーを展開して，対象の論理グループを選択します。

論理グループ内のすべてのHDTボリュームに一括で設定する場合は，［操作］プルダウンメニューから［ボリューム再配置設定］を選択します。
対象のHDTボリュームを選択する場合は，ボリューム一覧からHDTボリュームを1 つまたは複数選択し，［ボリューム再配置設定］ボタンをクリックします。

HDTボリュームのデータを再配置の対象にする場合は［有効］，再配置の対象から除外する場合は［無効］のラジオボタンを選択します。

必要な項目を設定して実行します。
タスクが登録されます。

［タスク & アラート］タブで，タスクの実行結果を確認します。

適用された再配置の設定は，［モビリティ］タブでツリーを展開し，対象の論理グループの［論理グループの要約］またはボリューム一覧で確認できるようになります。

参考

論理グループ単位だけでなく，ホスト単位やHDTプール単位で設定することもできます。ホスト単位で設定する場合は［リソース］タブから操作してください。

タスクは，スケジュールを設定して，あとで実行することもできます。

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