Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

5.3.2 パリティグループを作成する

複数のドライブからパリティグループを作成し，基本ボリュームを使用できるようにします。

事前に確認しておく情報

• ドライブタイプとドライブ回転数
• RAIDレベル
• 必要なパリティグループの容量とその数

事前に完了しておく操作

• 対象のストレージシステム（VSP Gx00モデル，VSP Fx00モデル，HUS100またはHitachi AMS2000）の登録

パリティグループを作成するには

1. ［リソース］タブのツリービューから［ストレージシステム］を選択します。
2. ツリーを展開して， 対象のストレージシステムの配下の［パリティグループ］を選択し，［パリティグループ作成］ボタンをクリックします。
   VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合は，パリティグループ作成ウィザードが表示されます。手順3に進みます。
   HUS100またはHitachi AMS2000の場合は，パリティグループ作成ダイアログが表示されます。手順4～5を実施します。
   
3. パリティグループ作成ウィザードで操作を実行します。
   画面内での操作手順や項目の説明については，「システム構築ガイド」を参照してください。
   手順6へ進みます。
   
4. パリティグループ作成ダイアログで必要な項目を指定し，［プラン確認］ボタンをクリックします。
   指定した条件に合致する，パリティグループ作成のプランが表示されます。
   
5. プランを確認し，問題がなければ実行します。
   実行したプランがタスクとして登録されます。手順6へ進みます。
   
6. ［タスク & アラート］タブで，タスクの実行結果を確認します。

作成されたパリティグループは，［リソース］タブのツリービューからストレージシステム配下の［パリティグループ］を選択して確認できるようになります。

参考

• HUS100またはHitachi AMS2000の場合，タスクは，スケジュールを設定して，あとで実行することもできます。
• VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合，プールボリュームとして使用するパリティグループを，次のRAIDレベル以外で作成してください。
  ・RAID5（2D+1P）
  ・RAID5（5D+1P）
  ・RAID5（8D+1P）
  ・RAID6（4D+2P）
  ・RAID6（8D+2P）
  ・RAID6（10D+2P）
  

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