Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更します。
Device Managerエージェントを使用している場合,ホストの情報は定期的にDevice Managerエージェントから自動で送信されます。必要に応じて,ホストの更新を実行してください。ただし,設定項目によって,ホスト編集ダイアログで設定を変更してからホストを更新する必要があります。各項目の変更方法は次の表で確認してください。
表3-5 Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更する方法
項目 ホスト編集 ホスト更新 ホスト名 ○※1 × OSタイプ × ○ IPアドレス × ○ ポートタイプ ○※2 ○※2 WWNまたはiSCSIネーム ○※2※3 ○※2 WWNニックネーム × ×※4
- (凡例)
- ○:できる
- ×:できない
注※1 次の手順でホスト名を変更します。
- ホスト側でホスト名を変更し,必要に応じてホストを再起動します。
- [ホスト編集]ボタンをクリックして,ホスト名を手順1と同じ名称に変更します。
- Device Managerエージェントのサービスを再起動します。ホストが起動していることを確認してから実施してください。
変更前と変更後のホスト名が両方表示されている場合は,[管理]タブで変更前のホストを削除してください。
注※2 追加されたWWNまたはiSCSIネームおよびそのポートタイプはホストの更新時に反映されますが,削除した場合は反映されません。ホストの編集機能でWWNまたはiSCSIネームを削除する必要があります。
注※3 FCoEポートに対してボリュームを割り当てたい場合は,手動でWWNを追加する必要があります。
注※4 Storage Navigatorで設定したWWNニックネームをHitachi Command Suite(HCS)に反映する場合は,ストレージシステムの情報を更新してください。ストレージシステムのホストグループに設定されているWWNニックネームが複数ある場合,ホストのポートのWWNニックネームは自動で1つ選択されて表示されます。
Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更するには
- [管理]タブで[管理リソース]を選択します。
- [ホスト]タブで対象のホストを行選択し,更新したい項目に応じて[ホスト更新]ボタンまたは[ホスト編集]ボタンをクリックします。
- 処理を実行します。
[データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。ホスト編集ダイアログで設定を変更した場合は,設定を変更したあとに[ホスト更新]も実施してください。- タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。
[ホスト]タブの一覧で,変更したホストの設定を確認できるようになります。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.