Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
多数の通常ホスト,仮想化サーバおよび仮想マシンを一括で登録したいときは,Host Data Collectorを使用して登録します。Compute Systems Managerと連携している場合は,Compute Systems ManagerのホストがHost Data Collectorを経由して自動で登録されます。
- ホストのIPアドレス(IPv4)※1
- OSタイプ
- ホストのログオンユーザー(Administrator権限またはスーパーユーザー権限※2)のユーザー名およびパスワード
ホストのOSがWindowsで,ユーザーアカウントがドメインアカウントの場合は,<ドメイン名>\<ユーザー名>の形式で指定します。- Host Data CollectorのIPアドレス(IPv4またはIPv6)またはホスト名
注※1 複数のホストを一括で探索する場合は,サブネットの指定,アドレスの範囲指定(256個以内),またはコンマ区切りでアドレスを複数列挙して指定します。
注※2 root以外のユーザーを指定する場合は,ホスト側で,一般ユーザーアカウントでホストの情報を収集するときの環境設定を行う必要があります。設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
- VMware vCenter Serverまたは仮想化サーバのIPアドレス(IPv4またはIPv6)※1
- VMware vCenter Serverまたは仮想化サーバのログオンユーザー(システム管理者のロールを持つ)のユーザー名およびパスワード※2
- Host Data CollectorのIPアドレス(IPv4またはIPv6)またはホスト名
注※1 VMware vCenter Serverまたは仮想化サーバの場合,サブネットの指定,アドレスの範囲指定,およびコンマ区切りでアドレスを複数列挙した指定はできません。
注※2 VMware vCenter Serverを導入している場合は,VMware vCenter Serverのユーザー名およびパスワードを入力します。VMware vCenter Serverを導入していない場合で,仮想化サーバを複数台管理しているときは,仮想化サーバのユーザー名およびパスワードを入力して1台ずつ登録します。
- ホストのネットワークへの接続
事前に完了しておく操作(仮想化サーバまたは仮想マシンの場合)
- ホストのネットワークへの接続
- 仮想化サーバまたは仮想マシンを登録するための環境設定
仮想化サーバまたは仮想マシンのシステム要件や,使用するために必要な環境設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。Host Data Collectorを使用してホストを登録するには
- [管理]タブで[管理リソース]を選択します。
- [ホスト]タブで[ホスト追加]ボタンをクリックします。
- ホスト追加ダイアログで[ホストを探索]を選択します。
- 必要な項目を指定し,使用するHost Data Collectorを選択して処理を実行します。
仮想化サーバを登録する場合は[OSタイプ:]で[VMware]を選択します。
[データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。- タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。
[ホスト]タブの一覧に,登録されたホストが順次追加されます。VMware vCenter Serverは[vCenter]タブの一覧に追加されます。登録したホストは,[リソース]タブのツリーを展開して確認できるようになります。通常ホストおよび仮想マシンはホストOSごとに,仮想化サーバは[仮想化サーバ]のツリーに表示されます。
参考
- FCoEポートに対してボリュームを割り当てたい場合は,手動でWWNを追加する必要があります。
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