Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)
Windowsの管理対象ホストで発生したイベントのトラップを管理サーバで監視するには,管理対象ホストでの設定が必要です。
トラップを送信したいWindowsの管理対象ホストにはすべて設定してください。
- 管理対象ホストへの管理者でのログイン
SNMPを使用して管理対象ホストからイベントのトラップを送信するための設定手順を,次に示します。
- Windows Server 2003の場合,次の手順でWindows SNMPサービスを管理対象ホストにインストールします。
- Windowsの[プログラムの追加と削除]-[Windowsコンポーネントの追加と削除]-[管理とモニタツール]を選択し,[詳細]ボタンをクリックします。
チェックボックスは触らないでください。- [簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]を選択し,[OK]ボタンをクリックし,[次へ]ボタンをクリックします。
以降は画面の指示に従います。- Windows Server 2008の場合,次の手順でWindows SNMPサービスを管理対象ホストにインストールします。
- Windowsの[サーバーマネージャ]-[機能]-[SNMPサービス]を選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
- [インストール]ボタンをクリックします。
- Windows Server 2012の場合,次の手順でWindows SNMPサービスを管理対象ホストにインストールします。
- Windowsの[サーバーマネージャー]-[管理]-[役割と機能の追加]を選択します。
- 画面の指示に従って[機能の選択]まで進め,[SNMPサービス]を選択します。
- [インストール]ボタンをクリックします。
- Compute Systems Managerへトラップを送信できるように,Windows SNMPサービスを次の手順で設定します。
- Windowsの[サービス]ダイアログから[SNMPサービス]を右クリックし,[プロパティ]を選択します。
- [トラップ]タブをクリックし,[コミュニティ名]ボックスにコミュニティ名を入力します。
コミュニティ名は大文字小文字が区別されます。このコミュニティ名宛てにトラップメッセージを送信します。
[一覧に追加]をクリックします。- [トラップ送信先]の[追加]ボタンをクリックします。
- [ホスト名、IPアドレス、またはIPXアドレス]ボックスに管理サーバのホスト名,またはIPアドレスを入力し,[追加]ボタンをクリックします。
- 管理サーバのSNMPトラップリスニングのポート番号がデフォルト値(162/udp)以外の場合,管理対象ホストで,SNMPトラップの送信先ポート番号を同じ値に変更します。
- SNMPサービス経由でイベントを送信するためのトラップイベントを設定します。
コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行します。
evntcmd <設定ファイルへのパス>
<設定ファイルへのパス>には,次の場所に格納されているhfcwdd.cnfをコピーしたファイルパスを指定します。
hfcwdd.cnfファイル格納場所:<Compute Systems Managerのインストールメディア>\HCSM_SERVER\snmp\windows\hfcwdd.cnf
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