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EUR データベース連携ガイド


4.2.1 可変記号値定義ファイルの作成

可変記号値定義ファイルは,メモ帳などのテキストエディタを使って作成,または編集してください。任意の拡張子のファイルを使用できます。

〈この項の構成〉

(1) 可変記号値定義ファイルの形式

△可変記号1△=△値1△
△可変記号2△=△値2△
      :
△可変記号n△=△値n△
(凡例)

△:0個以上のタブ,半角空白または全角空白を示します。

n :複数指定ができることを示します。

■可変記号

可変記号には,EUR 帳票作成機能で[可変記号入力]ダイアログに設定した可変記号の文字列を指定します。指定できる可変記号の数は,255個までです。1個の可変記号の文字列長は,254バイトまでです。同一名の可変記号は指定できません。指定された場合,最後に記述した可変記号名だけが有効となり,最後以外の記述は無視されます。

可変記号に指定できる文字は,次のとおりです。半角空白は指定できません。

  • 全角文字:漢字,ひらがな,カタカナ,英字(A〜Z),数字(0〜9)

  • 半角カタカナ

  • 半角英字:A〜Z

  • 半角数字:0〜9

先頭1文字目は,全角文字,半角カタカナ,または半角英字を指定してください。先頭1文字目に,半角数字は指定できません。

帳票作成時に設定された可変記号を指定しなかった場合,または可変記号値定義ファイルを省略した場合は,可変記号値は初期値を使用します。

帳票作成時に設定されていない可変記号を指定した場合エラー(EUR クライアント帳票出力機能の場合は4658または4672,EUR サーバ帳票出力機能の場合はKEEU056-E)となります。

■可変記号値

検索条件の文字列を指定します。

可変記号値については,各データベースの仕様に依存します。

(2) 可変記号値定義ファイルの指定例

可変記号値定義ファイルの指定例を次に示します。

代理店 = 横浜
請求書番号 = 100