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EUR データベース連携ガイド


3.6.2 抽出したデータが表示されるときの規則

データウィンドウに抽出したデータが表示されるときの規則について説明します。

〈この項の構成〉

(1) フィールド名称の設定規則

データウィンドウでは,[列設定]ダイアログで設定した列数だけフィールドが定義されます。フィールド名称は,設定した列の属性によって変わります。

定義されるフィールド名称は,次の規則に従って設定されます。

表3‒15 フィールド名称の規則

[列設定]ダイアログの設定

見出し辞書の使用

列見出しの指定

設定される

フィールド名称

列一覧

使用しない

列名

使用する

なし

列名

あり

列見出し

仮想列

仮想列名

(凡例)

−:該当しません。

注※

[オプション設定]ダイアログの[見出し辞書]チェックボックスにチェックしているかどうかで確認できます。

設定によっては,フィールド名称が重複する場合がありますが,EURではチェックしません。重複したフィールド名称がある場合,重複したフィールドを帳票ウィンドウに貼り付けると,いちばん最初のフィールドのデータだけが表示されます。2番目以降のフィールドのデータは表示されません。

重複したフィールド名称は,[フィールド定義]ダイアログで変更してください。

(2) フィールドのデータ種別の設定規則

フィールドのデータ種別の設定規則については,「3.6.1 データベースのデータ型とEURで扱えるデータ種別との対応」を参照してください。

(3) 表示されるレコード件数

データウィンドウに表示されるレコード件数は,[条件設定]ダイアログで指定した条件に合ったレコード件数となります。

また,[件数制限]コンボボックスに「なし」以外が指定されている場合は,指定した件数を上限としたレコード件数になります。