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EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


15.10 Spool Service制御コマンドの環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)

対象コンポーネントまたは機能

Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)

設定内容

Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)の動作環境は,環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)で設定します。

Spool Service制御コマンドの環境設定ファイルを変更した場合は,次にSpool Service制御コマンドを実行したときから有効になります。

なお,Spool Service制御コマンドはUNIX/Linux環境の場合だけサポートしています。

環境設定ファイルのサンプルの格納場所

環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のサンプルを次の場所に格納しています。

/opt/eur/sample/SpoolService下

環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のサンプルの内容を次に示します。

<環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のサンプルの内容>
[PATH]
  
[ERROR]
LOGSIZE=10000
  
[TIMEOUT]
環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)の設定手順

環境設定ファイルの設定手順を次に示します。

  1. 環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のサンプルを任意の場所に保存します。

  2. 環境設定ファイルを編集します。

    環境設定ファイルは,マシンのロケールに応じたエンコードで編集してください。

  3. 必要な内容を設定した環境設定ファイルを,サンプルと同じファイル名(EURPMLSCTRL.ini)で次に格納します。

    /var/opt/eur/spool下

なお,格納場所には,EUR Server - Spool Serviceを利用するユーザが読み書きできるようにアクセス権を設定してください。

環境設定ファイルの構文
変数名=値

環境設定ファイルに指定する情報は,「"」で囲まないでください。

環境設定ファイルの指定例
[PATH]
TEMP=/tmp
 
[ERROR]
LOGFILE=/var/opt/EUR/Log
LOGLEVEL=4
LOGSIZE=750
 
[TIMEOUT]
START=300
STOP=120
〈この節の構成〉