3.1.3 オプションを指定するときの注意
オプションを指定するときの注意を次に示します。
(1) 大文字と小文字の区別について
オプション,オプションの指定値,およびオプションに指定する文字列は,大文字と小文字を区別します。
例えば,/rオプションを「/R」と指定すると,エラーになります。
(2) 同一オプションを複数指定する場合
同じオプションが複数指定されている場合は,最後に指定されたオプションの値が有効となります。
(3) 無効なオプションについて
無効なオプションが指定されていた場合は,エラーになります。
(4) 帳票の印刷先について
優先順位は次のとおりです。
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プリンタ名の指定(/prオプションで指定)
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プリンタクラス名の指定(/prcオプションで指定)
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EPF形式ファイルの属性値のプリンタクラス名
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デフォルトプリンタクラス
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OSのデフォルトのプリンタ
2.または3.で決定したプリンタクラス名が,クライアントPCのプリンタクラスとして設定されていない場合は,デフォルトプリンタクラスに出力します。デフォルトプリンタクラスが登録されていない場合は,OSのデフォルトのプリンタに出力します。また,プリンタ名またはプリンタクラス名の指定によって決定したプリンタが存在しない場合はエラーになります。