6.2.2 出力で使用するファイル
分割出力で使用するファイルを次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) 分割定義ファイル
分割定義ファイルには,帳票を分割するときのページ数や分割後の印刷データの印刷先などを指定します。
- ■印刷先が複数ある場合の印刷データの配布方法
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印刷先が複数ある場合の印刷データの配布方法には,次の2種類があります。
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ページ方式
各印刷先で帳票のページ番号が連続するように,印刷データを配布する方法です。ページ方式で配布するときは,分割定義ファイルのDISTRIBUTEMETHODキーに「PAGE」を指定してください。
ページ方式で配布するときの配布イメージを次の図に示します。
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順次方式
分割された順に印刷データを配布する方法です。順次方式で配布するときは,分割定義ファイルのDISTRIBUTEMETHODキーに「ORDER」を指定してください。
順次方式で配布するときの配布イメージを次の図に示します。
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- ■作成した分割定義ファイルの指定方法
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印刷ジョブごとに指定する場合
分割定義ファイルは,アプリケーションサーバ(EUR Server - Adapter稼働マシン)の任意のディレクトリに格納します。
次に示す起動部品に,分割定義ファイル名と分割定義ファイルを格納したディレクトリのパスを指定します。
ActiveX起動部品
SplitFileNameプロパティ,およびSplitFilePathプロパティ
Java起動部品
setSplitFileNameメソッド,およびsetSplitFilePathメソッド
COBOL起動部品
SPLITFILENAMEパラメタ,およびSPLITFILEPATHパラメタ
コマンド起動部品(eurpmcコマンド)
/splitfオプション,および/splitfpオプション
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EUR Server Serviceのサービスごとに指定する場合
分割定義ファイルは,環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSPLITキーで指定したディレクトリに格納します。
分割定義ファイルのファイル名を,環境設定ファイル(EURPM.ini)のFILEセクションのSPLITキーに指定します。
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(2) 印刷先定義ファイル
帳票を蓄積仕分け出力する場合と同じです。詳細については,「6.1.3(2)(b) 印刷先定義ファイル」を参照してください。
(3) 起動部品の設定
帳票を分割出力するために設定する起動部品のメソッド,関数,およびオプションの指定値を次に示します。
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ActiveX起動部品:PrintPMReportメソッド
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Java起動部品:printReportメソッド
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COBOL起動部品:PrintReport関数またはPrintReport2関数
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コマンド起動部品(eurpmcコマンド):/mオプションにprintを指定
また,蓄積時に設定する起動部品のプロパティ,メソッド,パラメタ,およびオプションの指定値を次に示します。
分割/仕分けの設定 |
起動部品の設定項目 |
設定する値 |
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分割/仕分けの実行 |
ActiveX起動部品:SplitModeプロパティ Java起動部品:setSplitModeメソッド COBOL起動部品:SPLITMODEパラメタ |
0(EUR Server Serviceの環境設定ファイルの設定に従う) 3(分割する) |
コマンド起動部品:/splitオプション |
default(EUR Server Serviceの環境設定ファイルの設定に従う) page(分割する) |