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EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編


2.2 帳票の出力に必要なファイルと出力内容との関係

帳票の出力に必要なファイルと帳票の出力内容との関係を,次の図に示します。

図2‒3 帳票の出力に必要なファイルと帳票の出力内容との関係

[図データ]

各入力ファイルに定義されている帳票のレイアウトやデータなどを読み込んで,帳票を出力します。データファイルの代わりに,データベースに登録されているデータを読み込んで帳票を出力することもできます。詳細については,マニュアル「EUR データベース連携ガイド」を参照してください。

入力ファイルと指定するファイルの概要を,次に示します。各ファイルの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

■注意
  • 使用するデータファイルが固定のときは,データファイル名の指定を省略できます。この場合,EUR 帳票作成機能で帳票を設計したときに使用したデータファイル名を参照して帳票出力します。データファイル名は,帳票を設計したときの名称で帳票ファイル中に保存されています。データファイルの指定を省略して帳票を出力する場合は,帳票を設計したときに使用したデータファイル名でデータを作成してください。

  • 点線を出力する場合,指定した線幅が細いと印刷結果が実線に見えることがあります。想定どおりに印刷されるか,事前にテストしてから運用を開始してください。

  • 固定画像を含む帳票を出力する場合,帳票内に埋め込まれた固定画像を参照するか,外部データとして配置した画像ファイルを参照するかは,EUR Print Serviceの環境変数(EURPS_LOCATION_FIXIMAGE)の設定に依存します。EUR Print Serviceの環境変数(EURPS_LOCATION_FIXIMAGE)については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。