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EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編


UserDataBasePathプロパティ

ユーザ定義データ用のファイルのある場所を指定,または取得します。指定されたファイルのパスは,UserDefineDataオブジェクトのDataFileNameプロパティで指定するデータファイル,もしくは可変記号値定義ファイル,またはDocumentオブジェクトのVarDataFileプロパティで指定するユーザ定義データ用のファイルのデフォルトになります。

〈このページの構成〉

対象

Application

解説

DataFileNameプロパティでファイル名をフルパスで指定するか,または別のフォルダにあるファイルを開いた場合は,それ以降,変更後のファイルのパスがデフォルトになります。また,UserDataBasePathプロパティは,現在指定されているファイルのパスを取得することもできます。例えば,「c:\eur\file\userdata\」や「c:\」のように,文字列の最後に「\」の付いた形式で,ファイルのパスを取得できます。

データ型

String

記述例

データファイルのデフォルトパスを指定してデータファイルを開きます。可変記号値定義ファイルも記述のしかたは同じです。

rpt.Application.UserDataBasePath = "c:\eur\file\userdata"

rpt.UserDefineData.DataFileName = "data.dat"

エラーメッセージ

コード

メッセージ

4574

ユーザ定義データファイルの場所にパス名が指定されていません。

4575

ユーザ定義データファイルの場所に指定されたパス(パス名)が見つかりません。

4670

ユーザ定義データ用の可変記号値定義ファイルの場所にパス名が指定されていません。

4671

ユーザ定義データ用の可変記号値定義ファイルの場所に指定されたパス(パス名)が見つかりません。