13.3.1 補足説明
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数値データには有効桁数の制限はありませんが,プロパティを変更することで桁数が大きくなり,アイテム枠の表示領域を超える場合は,「***…*」のように表示されます。アイテム枠をリサイズしてください。
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集計アイテムの数値データの有効桁数は,小数点以下桁揃えの指定に関係なく15桁までです。集計結果が,有効桁数の15桁を超える場合は,集計する数値の整数部の桁数によって,集計行に表示される数値の小数部の内容が異なるなど,正しく印刷されません。
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小数点以下のデータがある場合,集計行は浮動小数点演算しますので,小数点以下の桁揃えを指定してください。
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文字間隔が狭い場合,指定した文字のサイズが文字間隔を超える(左右の文字が重なる)ようなサイズであるときは,文字を描画しません。また,行間隔が狭い場合,指定した文字のサイズが行間を超える(上下の文字が重なる)ようなサイズであるときも,文字を描画しません。
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出力プリンタによって,文字間隔や行間隔を狭くした場合は,正しく印刷されないことがあります。
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フォントやサイズを設定することで,実行する環境によっては,帳票が正しく印刷されなかったり,表示されなかったりする場合があります。また,指定されているフォントによっては,[文字配置]を設定した帳票が,実行する環境で正しく印刷されなかったり,表示されなかったりすることもあります。詳細は,「14.3.1(1) フォントに関する注意」を参照してください。