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EUR 帳票作成 操作ガイド


12.4.3 部品の表示位置を指定する

部品登録時に座標を「固定の位置」に指定すると,部品の表示位置を指定できます。部品の表示位置の指定は,宛名ラベルや表のヘッダなど,決まった位置に貼り付ける部品に指定しておくと便利です。

部品の表示位置は,部品登録時に[部品の登録]ダイアログで指定します。部品の登録については,「12.2 部品を登録する」を参照してください。なお部品アイテムは,[アイテムのプロパティ]ダイアログでは,基準位置を指定できません。

部品の座標に「任意の位置」を指定した場合と,「固定の位置」を指定した場合の部品の貼り付け位置について次に示します。

[図データ]

座標を「任意の位置」にして部品を登録した場合

任意の位置に貼り付けられます。部品のサイズを示すラバーバンドは,マウスを中心にして表示されます。

座標を「固定の位置」にして部品を登録した場合

部品登録時に座標に指定した位置にだけ部品を貼り付けられます。マウスを任意の位置に移動しても,ラバーバンドは常に指定した座標の位置に表示されます。

「固定の位置」を選択すると,[部品の登録]ダイアログの[座標]グループボックスには,次のように表示されます。

[図データ]

「基準位置」のデフォルトは,「用紙左上」です。「X」・「Y」には,部品を登録したときの座標値が表示されます。表示される単位は,[オプション]ダイアログ−[表示]タブの「使用する単位」で指定した単位が表示されます。

[常に指定位置に配置]をチェックしない場合

帳票ウィンドウ上に貼り付けたあとは,部品を移動できます。

[常に指定位置に配置]をチェックした場合

帳票ウィンドウ上に貼り付けたあとも部品を移動できません。部品を移動できるように設定する場合は,[常に指定位置に配置]をチェックしないか,「任意の位置」を指定してください。

重要

部品の表示位置は,部品を登録したあとは変更できません。部品の表示位置を変更する場合は,部品を登録し直してください。部品の表示位置を指定する方法については,「12.2 部品を登録する」を参照してください。