9.2.5 キー付き単純繰り返し(次紙様式付きB)
特定のフィールドをキーとして,様式を切り替えるパターンです。「9.2.4 キー付き単純繰り返し(次紙様式付きA)」とは異なり,様式Bにも表紙を付けて表紙次紙形式にしています。1グループにつき1様式を使用し,それぞれの様式でマッピングデータも異なるものを使用します。
キー付き単純繰り返し(次紙様式付きB)の場合の帳票出力のイメージを次の図に示します。この図では,フィールド名「支店コード」がキーになっています。
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様式A(表紙)にA.csvの支店コードが01のデータを出力します。
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様式A(表紙)に収まる分のデータを出力し終わると様式A(次紙)に切り替わります。
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様式A(次紙)にA.csvの支店コードが01の続きのデータを出力します。
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A.csvの支店コードが01のデータを出力し終わると様式B(表紙)に切り替わります。
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様式B(表紙)にB.csvの支店コードが01のデータを出力します。
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様式B(表紙)に収まる分のデータを出力し終わると様式B(次紙)に切り替わります。
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様式B(次紙)にB.csvの支店コードが01の続きのデータを出力します。
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B.csvの支店コードが01のデータを出力し終わると様式A(表紙)に切り替わります。
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様式A(表紙)にA.csvの支店コードが02のデータを出力します。
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A.csvの支店コードが02のデータはすべて様式A(表紙)に収まり,またB.csvには支店コードが02のデータがないため,様式A(表紙)に戻ります。
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様式A(表紙)にA.csvの支店コードが03のデータを出力します。
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A.csvの支店コードが03のデータはすべて様式A(表紙)に収まったため,様式B(表紙)に切り替わります。
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様式B(表紙)にB.csvの支店コードが03のデータを出力します。