6.6.9 集計行編集時の注意
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集計行編集で,集計行が一つの繰り返し幅を超えるような編集をした場合は,集計行がデータの量によって複数ページにわたることがあります。その場合は,正しく印刷されません。複数ページにわたるときは,データに空白行を作成するなど,データ量を調整してください。
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1行目に集計行がある帳票では,集計行編集モードでは表示の確認ができない場合があります。そのときは,[表示]−[レイアウト]を選択して,確認してください。
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空データは,集計の対象外です。そのため,データ中に空データがある場合,集計方法を指定すると,次のようになります。
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合計,平均,最大,および最小は,計算対象外です。
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件数は,カウントされません。
また,空データだけを集計した場合,集計アイテムは空白で表示されます。
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集計行(キー集計,総集計)の作成は,繰り返しの定義が終わってから行ってください。集計行を作成したあとで繰り返しなどの変更をしても,作成された集計行には反映されません。また,集計行編集モードで生成したアイテムは,集計行編集モードでしか編集できません。そのため,集計行編集は,帳票定義の最後に実行してください。
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複数フィールドをキーにして集計する場合は,データをソートし,階層化してから集計を行ってください。データが階層化されていないと,正しく集計されません。