4.8.2 レイアウトを揃える
複数アイテムの位置を揃えたり,高さや幅を揃えたりできます。アイテムを複数選択したあと,[編集]−[揃え]を選択するか,または揃えツールバーのボタンをクリックして操作します。
[揃え]および揃えツールバーは,アイテムを複数選択すると,選択できます。
アイテムを一つだけ選択した場合は,利用できません。また部品を選択していた場合も,レイアウト揃えはできません。
レイアウト揃えでは,次に示す操作ができます。
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左揃え
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右揃え
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上揃え
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下揃え
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幅揃え
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高さ揃え
操作の例は,ツールバーを使用して説明しています。また,説明中のX座標とY座標は,帳票ウィンドウの貼付域左上端を原点として,横方向をX座標,縦方向をY座標で示しています。
(1) 左揃え
選択したアイテムのうち,X座標値がいちばん小さいアイテムに合わせて,ほかのアイテムを左に揃えます。
複数選択したアイテムが横に配置されている場合は,X座標値がいちばん小さいアイテムに重なって表示されます。重なったアイテムは,[編集]−[順序]で重なりの順序を変更できます。ただし,重なりの順序を変更できるのは,同じ種別のアイテムだけです。
帳票ヘッダアイテムとそのほかのアイテムが同時に選択され,繰り返しの優先方向が横に設定されている場合は,メニューまたはツールバーの[左揃え]は選択できません。
X座標値がいちばん小さいアイテムが用紙からはみ出している場合は,貼付域のいちばん左にアイテムが揃えられます。
- (例)
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アイテムを複数選択したあと,ツールバーの[左揃え]ボタンをクリックすると,「製品名」の左端に合わせて,「鉛筆」が揃えられます。
(2) 右揃え
選択したアイテムのうち,X座標値がいちばん大きいアイテムに合わせて,ほかのアイテムを右に揃えます。
複数選択したアイテムが横に配置されている場合は,X座標値がいちばん大きいアイテムに重なって表示されます。重なったアイテムは,[編集]−[順序]で重なりの順序を変更できます。ただし,重なりの順序を変更できるのは,同じ種別のアイテムだけです。
帳票ヘッダアイテムとそのほかのアイテムが同時に選択され,繰り返しの優先方向が横に設定されている場合は,メニューまたはツールバーの[右揃え]は選択できません。
X座標値がいちばん大きいアイテムが用紙からはみ出している場合は,貼付域のいちばん右にアイテムが揃えられます。
- (例)
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アイテムを複数選択したあと,ツールバーの[右揃え]ボタンをクリックすると,「製品名」の右端に合わせて,「鉛筆」が揃えられます。
(3) 上揃え
選択したアイテムのうち,Y座標値がいちばん小さいアイテムに合わせて,ほかのアイテムを上に揃えます。
複数選択したアイテムが縦に配置されている場合は,Y座標値がいちばん小さいアイテムに重なって表示されます。重なったアイテムは,[編集]−[順序]で重なりの順序を変更できます。ただし,重なりの順序を変更できるのは,同じ種別のアイテムだけです。
帳票ヘッダアイテムとそのほかのアイテムが同時に選択され,繰り返しの優先方向が縦に設定されている場合は,メニューまたはツールバーの[上揃え]は選択できません。
Y座標値がいちばん小さいアイテムが用紙からはみ出している場合は,貼付域のいちばん上にアイテムが揃えられます。
- (例)
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アイテムを複数選択したあと,ツールバーの[上揃え]ボタンをクリックすると,「型」の上端に合わせて,「製品名」と「生産数」が揃えられます。
(4) 下揃え
選択したアイテムのうち,Y座標値がいちばん大きいアイテムに合わせて,ほかのアイテムを下に揃えます。
複数選択したアイテムが縦に配置されている場合は,Y座標値がいちばん大きいアイテムに重なって表示されます。重なったアイテムは,[編集]−[順序]で重なりの順序を変更できます。ただし,重なりの順序を変更できるのは,同じ種別のアイテムだけです。
帳票ヘッダアイテムとそのほかのアイテムが同時に選択され,繰り返しの優先方向が縦に設定されている場合は,メニューまたはツールバーの[下揃え]は選択できません。
Y座標値がいちばん大きいアイテムが用紙からはみ出している場合は,貼付域のいちばん下にアイテムが揃えられます。
- (例)
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アイテムを複数選択したあと,ツールバーの[下揃え]ボタンをクリックすると,「生産数」の下端に合わせて,「製品名」と「型」が揃えられます。