4.3.3 標準料金代理収納システムに対応したGS1-128(UCC/EAN-128)バーコードの出力
EURでは,(財)流通システム開発センターの標準料金代理収納システムに対応したGS1-128(UCC/EAN-128)バーコードを出力できます。
バーコードのデータの準備については,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。ここでは,データ準備後のフィールド定義,データの貼り付け,プロパティ設定の手順について説明します。
(1) フィールド定義
[フィールド定義情報]ダイアログを開き,バーコードフィールドの種別を「バーコード」に設定します。目視文字用の文字列フィールドを指定する場合は,種別を「文字列」に設定します。
(2) 帳票の定義
(a) バーコードフィールドのデータを準備した場合
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データを貼り付ける
バーコードフィールドのデータを,データウィンドウから貼り付けます。
貼り付けたバーコードアイテムは,バーコード種別がCODE128に設定されていない場合は,何も表示されません。
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[アイテムのプロパティ]ダイアログを表示する
[編集]−[アイテムのプロパティ]を選択します。
[バーコード]タブでは,次のように設定してください。
[回転角度]の設定は,任意です。
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データキャラクタの表示属性の設定
[データキャラクタ]タブで,使用するフォント,サイズなどを設定してください。
(b) バーコードフィールドのデータと,目視文字用の文字列フィールドを準備した場合
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データを貼り付ける
バーコードフィールドのデータと,目視文字用の文字列フィールドを,データウィンドウから貼り付けます。
貼り付けたバーコードアイテムは,バーコード種別がCODE128に設定されていない場合は,何も表示されません。
目視文字用の文字列は,バーコードアイテムの下に並べて配置してください。
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[アイテムのプロパティ]ダイアログを表示する
[編集]−[アイテムのプロパティ]を選択します。
[バーコード]タブでは,[データキャラクタを表示する]チェックボックスをオフにしてください。[回転角度]の設定は,任意です。
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目視文字用文字列のフォントを設定する
[フォント]タブで,文字アイテムのフォント,サイズなどを設定してください。