1.4.2 グリッドの属性変更
グリッドのサイズと原点を変更できます。[オプション]ダイアログで変更する場合と,編集する帳票に対応した設定値に変更する場合があります。
(1) [オプション]ダイアログで変更する
帳票を新規作成するときのデフォルト値は,[オプション]ダイアログの[配置]タブで変更します(変更した値は,作成済みの帳票や編集中の帳票には反映されません)。
グリッドのサイズは,[高さ],[幅]ともに「2(mm)」が設定されています。変更できる値は,1(mm)〜200(mm)です。メインフレームで出力していた帳票を移行する場合には,LPIおよびCPIでグリッドのサイズを指定することもできます。指定値などの詳細は,マニュアル「EUR 帳票作成 画面リファレンス」を参照してください。
グリッドの原点は,用紙の余白を除いた左上を基準にして「(0(mm),0(mm))」が設定されています。変更できる値は,0(mm)〜200(mm)です。
グリッドの格子線に合わせてアイテムを貼り付けたり,繰り返しを定義したりするときは,[アイテムをグリッド補正する]のチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオフにすると,グリッドに関係なく配置できます。
(2) 編集する帳票に対応した設定値に変更する
[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで変更します。[レポートのプロパティ]ダイアログは,[ファイル]−[プロパティ]を選択すると表示できます。
グリッドのサイズ,グリッドの原点,およびグリッド補正の設定は,[オプション]ダイアログの[配置]タブと同じです。
(3) 補足説明
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グリッド表示の属性は,ファイルに保存されます。このため,次回帳票を開いた時は,保存されている情報が有効になります。