1.3.2 既存の帳票ファイルを開く
サンプル帳票などの既存の帳票は,次の方法のどれかで開きます。
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EURのメニューから開く
[ファイル]−[開く]を選択します。[ファイルを開く]ダイアログで帳票が保存されている場所を設定します。
帳票ファイル名を[ファイル名]テキストボックスに直接入力するか,またはダイアログの[ファイルの場所]から選択して,[開く]ボタンをクリックします。
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帳票ファイルをダブルクリックして開く
帳票ファイル(*.fms)をダブルクリックすると,EURが起動し,帳票ファイルが開きます。
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ドラッグアンドドロップして開く
起動したEURに帳票ファイル(*.fms)をドラッグアンドドロップします。
- 〈この項の構成〉
(1) 補足説明
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読み取り専用の属性を持つ帳票ファイルを開いた場合,および他プロセスで使用中の帳票ファイルを開いた場合は,タイトルバーに「ファイル名(読み取り専用)」と表示されます。
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帳票ファイル(*.fmsまたは*.agr)以外のファイルがドラッグアンドドロップされた場合は,エラーとなります。
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SEWB+にログインしている場合,最上位結合項目と関連づけされているレポートファイルを開くと,最上位結合項目の更新日時がチェックされます。最上位結合項目が更新されている場合は,現在(最新)の最上位結合項目からフィールド定義情報を再作成するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。その問い合わせ結果によって,動作は次のように異なります。
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[はい]を選択した場合
フィールド定義情報の再作成が実施されるため,帳票に貼り付けられているデータとフィールド定義情報が一致しなくなるので,帳票の再設計が必要になることがあります。
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[キャンセル]を選択した場合
レポートファイルを保管したときの最上位結合項目を基に,フィールド定義情報が作成されます。
SEWB+にログインしていない場合は,最上位結合項目の更新の有無に関係なく,レポートファイルを保存したときの最上位結合項目を基に,フィールド定義情報が作成されます。
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指定されているフォントによっては,実行する環境で帳票が正しく印刷されなかったり,表示されなかったりする場合があります。詳細は,「14.3.1(1) フォントに関する注意」を参照してください。
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帳票ファイルに配置された固定文字列中にタブが指定されている場合,タブを空白に置き換えて表示します。
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部品庫にない部品を使っている帳票ファイルを開いた場合,部品がないことを知らせるメッセージが表示されます。部品がないときも帳票ファイルは使用できますが,帳票ウィンドウには部品のアイテム枠に「部品が存在しません。」と表示されます。部品を表示する場合は,部品をインポートしてから,再度帳票ファイルを開いてください。