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EUR システム構築ガイド(UNIX(R)用)


6.1.2 過去に作成したファイルを流用する

過去に作成したファイルを流用する場合の流れについて説明します。

なお,EURフォントファイルについては,過去に作成したファイルを流用できません。「6.4 EURフォントファイルを作成するには」を参照して,ファイルを作成し直してください。

〈この項の構成〉

(1) 環境設定ファイルを流用する

流用手順を次に示します。

  1. 流用するファイルを任意のディレクトリに格納します。

  2. メモ帳などのテキストエディタを使用して,必要な個所を修正します。

修正したファイルの格納先については,「6.2 環境設定ファイルを作成するには」を参照してください。

(2) 構成定義ファイルを流用する

(a) EUR Server Serviceの構成定義ファイルを流用する

流用手順を次に示します。

  1. 流用するファイルを,次のどちらかのディレクトリに格納します。

    • デフォルトのディレクトリ

      Windows環境

       インストール先ディレクトリ\Server\Conf

      UNIX/Linux環境

       /var/opt/eur/server/Conf

    • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ

  2. [EUR Server Service 構成定義]ダイアログ,またはメモ帳などのテキストエディタで,設定内容を変更します。

    設定内容を変更する方法については,次の説明を参照してください。

(b) EUR Server - Spool Serviceの構成定義ファイルを流用する

流用手順を次に示します。

  1. 流用するファイルを,次のどちらかのディレクトリに格納します。

    • デフォルトのディレクトリ

      Windows環境

       インストール先ディレクトリ\Spool\Conf

      UNIX/Linux環境

       /var/opt/eur/spool/Conf

    • EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ

  2. [EUR Spool Service 構成定義]ダイアログ,またはメモ帳などのテキストエディタで,設定内容を変更します。

    設定内容を変更する方法については,次の説明を参照してください。

(c) EUR Client Serviceの構成定義ファイルを流用する

流用手順を次に示します。

  1. 流用するファイルを,次のどちらかのディレクトリに格納します。

    • デフォルトのディレクトリ

      インストール先ディレクトリ\Client\Conf

    • EUR Client Serviceの環境設定ファイル(EURPMCL.ini)のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ

  2. [EUR Client 構成定義]ダイアログで,設定内容を変更します。

    設定内容を変更する方法については,「6.3.9 クライアントのプリンタクラスを登録する」を参照してください。

(d) ファイル監視サービスの構成定義ファイルを流用する

流用手順を次に示します。

  1. 流用するファイルを,次のどちらかのディレクトリに格納します。

    • デフォルトのディレクトリ

      インストール先ディレクトリ\FileMonitor\conf

    • ファイル監視サービスの環境設定ファイル(eurfm.ini)のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ

  2. メモ帳などのテキストエディタで,設定内容を変更します。

    設定内容を変更する方法については,次の説明を参照してください。