15.4.13 FILEOUTPUTDESTINATION
- セクション
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[OPTION]
- 設定内容
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EUR Server Service稼働マシンで生成したPDF形式ファイルの出力処理を,EUR Server - Adapter稼働マシン,またはEUR Server Service稼働マシンのどちらで行うかを指定します。
- 指定値
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指定できる値を次に示します。
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0:EUR Server - Adapter稼働マシンで,ファイル出力処理を行います。
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1:EUR Server Service稼働マシンで,ファイル出力処理を行います。
0,1以外の値を指定した場合は,省略値と同じ値が仮定されます。
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- 省略値
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FILEOUTPUTDESTINATIONキーを省略した場合は,「0」が仮定されます。
- 注意事項
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起動部品でPDF形式ファイルの出力先を指定している場合は,起動部品の指定が優先されます。PDF形式ファイルの出力先を指定する起動部品のプロパティ,メソッド,パラメタ,およびコマンドのオプションを次に示します。
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ActiveX起動部品:FileOutputDestinationプロパティ
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Java起動部品:setFileOutputDestinationメソッド
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COBOL起動部品:FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタ
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コマンド:eurpmcコマンドの/foutdestオプション
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EUR Server Service稼働マシンにPDF形式ファイルを出力する場合,PDFの出力先フォルダは,起動部品の指定値だけでなく,EUR Server Serviceの環境設定ファイルのPATHMODEキーおよびPDFキーの設定値によって決まります。PATHMODEキーの詳細については「15.2.21 PATHMODE」を,PDFキーの詳細については「15.2.15 PDF」を参照してください。
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Java起動部品のsetDistributeFileDataメソッドでPDF仕分け定義データを指定した場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONキーの指定は無視されます。この場合,PDF仕分け定義データに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Service稼働マシンにPDF形式ファイルを出力します。
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起動部品でPDF仕分け定義ファイル名を指定した場合は,FILEOUTPUTDESTINATIONキーの指定は無視されます。この場合,PDF仕分け定義ファイルに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Service稼働マシンにPDF形式ファイルを出力します。PDF仕分け定義ファイル名を指定する起動部品のプロパティ,メソッド,パラメタ,およびコマンドのオプションを次に示します。
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ActiveX起動部品:DistributeFileNameプロパティ
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Java起動部品:setDistributeFileNameメソッド
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COBOL起動部品:DISTRIBUTEFILENAMEパラメタ
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コマンド:eurpmcコマンドの/dsfオプション
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