FileOutputDestinationプロパティ
PDF形式ファイルの出力先を,EUR Server - Adapter稼働マシンにするか,またはEUR Server Service稼働マシンにするかのどちらかを指定します。
解説
指定できる値を次に示します。
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0:EUR Server - Adapter稼働マシンに出力します。
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1:EUR Server Service稼働マシンに出力します。
FileOutputDestinationプロパティを省略した場合は,EUR Server - Adapterの環境設定ファイル(EURPMADP.ini)のOPTIONセクションのFILEOUTPUTDESTINATIONキーが仮定されます。
また,0,1以外の値を指定した場合は,0が仮定されます。
FileOutputDestinationプロパティは,OutputPDFReportメソッドでPDF形式ファイルを出力する場合,指定が有効になります。OutputPDFReportメソッド以外の場合は,FileOutputDestinationプロパティを指定しても無視されます。
DistributeFileNameプロパティでPDF仕分け定義ファイル名を指定した場合は,FileOutputDestinationプロパティの指定は無視されます。この場合,PDF仕分け定義ファイルに記述されている出力先ファイル名に従って,EUR Server Service稼働マシンにPDF形式ファイルを出力します。
SplitPageNumberプロパティおよびOutputSplitFileNameプロパティで,分割ページ数および分割ファイル名を指定した場合は,FileOutputDestinationプロパティの指定は無視されます。この場合,環境設定ファイル(EURPS_ENV)の環境変数EURPS_OUTPUTPATHキーで指定したEUR Server Service稼働マシンの出力先フォルダに,分割したPDF形式ファイルを出力します。
データ型
Long