OutputMergeEPFReport関数
複数のEPF形式ファイルを一つのEPF形式ファイルに統合して出力します。
出力先に指定したEPF形式ファイルがすでにある場合は,上書きされます。
形式
WORKING-STORAGE SECTION. 01 EURPMPARAM. 02 FILLER PIC X(4) VALUE '0810'. 02 PRINTCOPIES PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 SORTPRINT PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 PAPERORIENTATION PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 MERGEEPFFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 EPFFILENAME PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 EPFFILEPATH PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 SPOOLTITLE PIC X(256). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PRINTERCLASSNAME PIC X(80). 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 ERRORMESSAGE PIC X(256) VALUE SPACE. 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 PMSERVERADDR PIC X(15) VALUE SPACE. 02 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 02 FILLER PIC X(2) VALUE LOW-VALUE. 02 PMSERVERPORT PIC S9(9) COMP-5 VALUE -1. 02 EPFFILESSIZE PIC S9(9) COMP-X VALUE n. 02 EPFFILES OCCURS n TIMES. 03 MERGEEPFFILENAME PIC X(256). 03 FILLER PIC X(1) VALUE LOW-VALUE. 03 FILLER PIC X(3) VALUE LOW-VALUE. 01 RTNCODE PIC S9(9) BINARY. call 'OutputMergeEPFReport' USING EURPMPARAM RETURNING RTNCODE.
パラメタ
PRINTCOPIES
印刷部数を指定します。指定できる値は,1〜99です。
PRINTCOPIESパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PRINTCOPIESパラメタの指定を省略した場合は,1が仮定されます。
SORTPRINT
印刷部数の単位を指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:部単位で出力します。
-
1:ページ単位で出力します。
SORTPRINTパラメタを省略する場合は,-1を指定します。SORTPRINTパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。
PAPERORIENTATION
用紙の向きを指定します。
指定できる値を次に示します。
-
0:統合するEPF形式ファイルのページごとの属性に従います。
-
1:用紙の向きを縦にして出力します。
-
2:用紙の向きを横にして出力します。
PAPERORIENTATIONパラメタを省略する場合は,-1を指定します。PAPERORIENTATIONパラメタの指定を省略した場合は,0が仮定されます。
MERGEEPFFILEPATH
MERGEEPFFILENAMEパラメタで指定したEPF形式ファイルのパスを指定します。
MERGEEPFFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,MERGEEPFFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。
MERGEEPFFILEPATHパラメタを省略したい場合は,空白を指定します。
EPF形式ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
EPFFILENAME
出力するEPF形式ファイル名を指定します。必ず指定してください。
EPF形式ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
EPF形式ファイルの拡張子は,*.epfです。EPF形式ファイル名は,拡張子を含めて指定してください。ただし,出力したEPF形式ファイルを使用してヘルパクライアント印刷するときは,次に示す拡張子でEPF形式ファイル名を指定してください。
-
EPF形式ファイルをプレビューする場合:*.epf
-
EPF形式ファイルをプリンタ印刷する場合:*.epp
EPFFILEPATH
EPFFILENAMEパラメタで指定したEPF形式ファイルのパスを指定します。指定されたファイルのパスは,EPFFILENAMEパラメタで指定したファイルのパスとなります。
EPFFILENAMEパラメタをフルパスで指定した場合は,EPFFILEPATHパラメタを指定する必要はありません。EPFFILEPATHパラメタを省略する場合は,空白を指定します。
EPF形式ファイルのパスを指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
SPOOLTITLE
次のことに注意して,スプールタイトルを指定してください。
-
指定するスプールタイトルが,256バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
-
スプールタイトルには「"」および「,」を含めないでください。
SPOOLTITLEパラメタを省略する場合は,空白を設定します。
SPOOLTITLEパラメタを省略したときは,統合後のEPF形式ファイルのスプールタイトル情報は未設定となります。スプールタイトル情報が未設定の場合,印刷時のスプールタイトルには最初に指定するEPF形式ファイルの帳票ファイル名が出力されます。
PRINTERCLASSNAME
クライアントプリンタクラス定義ファイルに設定してあるクライアントプリンタクラス名を指定します。ただし,統合後のEPF形式ファイルをクライアントPCに配布して印刷する場合は指定しないでください。
指定したプリンタクラス名情報は,統合して出力するEPF形式ファイルに設定されます。
次のことに注意して,プリンタクラス名を指定してください。
-
指定するプリンタクラス名が,80バイトに満たない場合は,空白で埋めてください。
-
プリンタクラス名には「"」および「,」を含めないでください。
-
プリンタクラス名に「EUR_DELIVERY_PRINT_OUTPUT_DEFAULT_PRINTER_CLASS_________________________________」は使用できません。
PRINTERCLASSNAMEパラメタを省略する場合は,空白を設定します。
PRINTERCLASSNAMEパラメタを省略したときは,統合対象のEPF形式ファイルにプリンタクラス名情報が設定されていても,統合後のEPF形式ファイルのプリンタクラス名情報は未設定となります。
EPFFILESSIZE
統合対象のEPF形式ファイルの最大数を,2〜10,000の範囲で指定します。必ず指定してください。
なお,EPFFILESSIZEパラメタに指定した値と同じ値を,EPFFILESパラメタの配列数に設定してください。
EPFFILES
統合対象のEPF形式ファイル名情報を設定します。
EPFFILESパラメタの配列数nには,EPFFILESSIZEパラメタに指定した値と同じ値(統合対象のEPF形式ファイルの最大数)を設定してください。
MERGEEPFFILENAME
統合対象のEPF形式ファイル名を指定します。必ず指定してください。
EPF形式ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
EPF形式ファイルの拡張子は,*.epfです。EPF形式ファイル名は,拡張子を含めて指定してください。
戻り値
RTNCODE
終了コードが設定されます。終了コードについては,「10.4.1 エラー情報一覧」を参照してください。
ERRORMESSAGE
エラーが発生した場合,エラーメッセージとメッセージIDが設定されます。エラーメッセージについては,マニュアル「EUR メッセージ」を参照してください。
エラーが発生しなかった場合は,空白が設定されます。
- 重要
-
OutputMergeEPFReport関数では,帳票の総ページ数を取得できません。複数のEPF形式ファイルを統合して出力した帳票の総ページ数の情報が必要な場合は,OutputEPFReport関数で個々のEPF形式ファイルを出力するときのOUTPUTPAGECOUNTOPTパラメタおよび戻り値OUTPUTPAGECOUNTで帳票の総ページ数を取得し,合計ページ数は計算して求める運用としてください。