26.6 フェーズ4:イベント設定とイベント削減を移行する
NNMは,拡張SNMPv2フォーマットを使って,受信イベント(管理対象デバイスからのトラップ,内部プロセス通信,転送されたイベント)の全ソースを分析します。イベントごとに,イベントオブジェクト識別子,名前,および設定パラメーターがあります。
NNMiはイベントのさまざまなソースをそれぞれ異なるように処理します。デバイスからのトラップはSNMPv2フォーマットです。さらに,NNMi内部プロセス通信は新しい(トラップでない)メカニズムを使って,全般的なパフォーマンスを大幅に向上させています。NNMiでは,認識されないイベントに関する「no format in trapd.conf」メッセージがありません。認識されないメッセージはデフォルトでは破棄されるようになりました。
次のイベント設定エリアはNNMiでは使われなくなっており,移行もできません。
構成要素相関処理の種類の幾つか:suppress(抑制),enhance(強化),transient(過渡的),multisource(複数ソース)