25.3.1 イベント監視の重要概念
ここでは,NNMからNNMiへの主な変更点を簡単に説明します。NNMiインシデントに関する詳細は,NNMiヘルプの「インシデントを設定する」を参照してください。
イベントサブシステムがプロセス間通信で使用されていません。また,イベントのボリュームが大きく削減されています。管理者は,それぞれのIPCメッセージを表示するかログするかを設定する必要がなくなりました。
受信設定したトラップだけを受信します。設定されていないトラップは,フィルタリングされてイベントパイプラインから除かれます。
受信するすべてのトラップを表示します。
NNMiイベントサブシステムプロセスのトラップフィルタは,[インシデントの設定]フォームでの選択内容に基づいて設定されます。
NNMiのnnmincidentcfg.ovplコマンドは,指定されたMIBモジュールのトラップ定義だけをロードします。
イベントパイプラインで生じるペアワイズ,レート,および重複削除の相関を提供します(NNMiには,イベント相関システム(ECS)は含まれません)。
インシデントのライフサイクルで生じるアクションを設定できます。あらゆるスクリプト,実行ファイル,またはJythonアクションをアクションとすることができます。