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JP1 Version 13 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.18.6 複数サーバ構成での管理対象のコンピュータのエージェント設定

複数サーバ構成の場合、管理対象のコンピュータに対しては、管理元からエージェント設定を割り当てます。自サーバが管理元ではない管理対象のコンピュータに対しては、エージェント設定を割り当てられません。

なお、エージェントを導入する際に使用するインストールセットも、インストールセットを作成した管理用サーバの直下で発見されたコンピュータに対してだけ導入できます。

ヒント

自サーバが管理元ではない管理対象のコンピュータに対してエージェント設定を割り当てたい場合は、管理元の操作画面からエージェント設定を割り当ててください。

統括管理用サーバおよび単数サーバ構成の管理用サーバと、管理用中継サーバで、管理対象のコンピュータに設定できるエージェント設定項目に差異はありません。

管理対象のコンピュータの接続先を変更する場合は、管理元の管理用サーバからエージェント設定を変更します。接続先を変更された管理対象のコンピュータは、変更後の接続先のエージェント設定に従います。

ヒント

管理対象のコンピュータをセットアップでエージェントの接続先を変更する場合、変更前の接続先である管理用サーバからエージェント設定を適用されたタイミングで、接続先が元に戻ってしまうおそれがあります。また、変更後の接続先に変更すると一時的にデフォルトポリシーが割り当たる場合があります。管理対象のコンピュータをセットアップでエージェントの接続先を変更する際は、接続先を変更したコンピュータが変更後の接続先である管理用サーバの機器一覧に管理対象として追加されるまで、変更前の接続先である管理用サーバからエージェント設定を適用しないでください。