2.7.11 Windows認証を利用してリモートコントロールする場合に必要なユーザー権限の設定手順
ユーザー権限を設定する手順を、OSの使用状況ごとに説明します。
- ヒント
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本手順はすべてWindows OSの設定を変更する手順です。Windows OSによっては操作手順や手順内の名称が異なる場合があります。
ローカルコンピュータでユーザー権限を設定するには:
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[コントロールパネル]で[管理ツール]を選択します。
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[ローカル セキュリティ ポリシー]をダブルクリックします。
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コンソールツリーから、[セキュリティの設定]を選択します。
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[ローカル ポリシー]−[ユーザー権利の割り当て]を選択します。
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詳細ウィンドウ領域で、[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]、または[ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する]をダブルクリックします。
表示されるダイアログでユーザー権限を設定できます。
ドメインに参加しているワークステーション、またはサーバでユーザー権限を設定するには:
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Windowsの[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
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「mmc」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
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コンソールの[ファイル]メニューから、[スナップインの追加と削除]を選択します。
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[利用できるスナップイン]から[グループ ポリシー オブジェクト エディタ]を選択して、[追加]ボタンをクリックします。
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[グループ ポリシー オブジェクトの選択]ダイアログで、[参照]ボタンをクリックします。
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変更するグループポリシーオブジェクトを設定します。
設定後は、[完了]または[OK]ボタンをクリックし、[スナップインの追加と削除]ダイアログを閉じます。
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コンソールのツリーから、[グループ ポリシー オブジェクト]−[コンピュータ名 ポリシー]で、[コンピュータの構成]−[Windowsの設定]−[セキュリティの設定]を選択します。
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[ローカル ポリシー]−[ユーザー権利の割り当て]を選択します。
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詳細ウィンドウ領域で、[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]、または[ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する]をダブルクリックします。
表示されるダイアログでユーザー権限を設定できます。セキュリティ設定が未定義の場合は、[このポリシーの設定を定義する]をチェックします。
Windows Server 2003 管理ツール パックがインストールされたドメインコントローラまたはワークステーションでユーザー権限を設定するには:
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Windowsの[スタート]メニューから[コントロールパネル]−[管理ツール]を選択します。
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[Active Directory ユーザーとコンピュータ]をダブルクリックします。
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コンソールツリーで、セキュリティの設定を編集するグループポリシーオブジェクトを右クリックします。
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[プロパティ]−[グループ ポリシー]タブを選択します。
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既存のグループポリシーオブジェクトを編集するには、[編集]を選択します。
新しいグループポリシーオブジェクトを作成するには、[新規]−[編集]を選択します。
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[グループ ポリシー オブジェクト]−[コンピュータ名 ポリシー]で、[コンピュータの構成]−[Windowsの設定]−[セキュリティの設定]を選択します。
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[ローカル ポリシー]−[ユーザー権利の割り当て]を選択します。
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詳細ウィンドウ領域で、[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]、または[ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する]をダブルクリックします。
表示されるダイアログでユーザー権限を設定できます。セキュリティ設定が定義されていない場合は、[このポリシーの設定を定義する]をチェックします。
ドメインコントローラでユーザー権限を設定するには:
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Windowsの[スタート]メニューから[コントロールパネル]−[管理ツール]を選択します。
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[ドメイン コントローラ セキュリティ ポリシー]をダブルクリックします。
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コンソールのツリーから、[グループ ポリシー オブジェクト]−[コンピュータ名 ポリシー]で、[コンピュータの構成]−[Windowsの設定]−[セキュリティの設定]を選択します。
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[ローカル ポリシー]−[ユーザー権利の割り当て]を選択します。
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詳細ウィンドウ領域で、[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]、または[ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する]をダブルクリックします。
表示されるダイアログでユーザー権限を設定できます。セキュリティ設定が定義されていない場合は、[このポリシーの設定を定義する]をチェックします。